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ヒットレンジ! [オニカサゴ]

【2020.9.27】

 最初は、ポイント89。

少し風があったのでシーアンカーを入れて開始した。

序盤の流しで、表層と下の潮の同調具合を把握し、次の流しでその後の変化を予測できた。

その変化のタイミングに合わせるなら、エリアはあっちでしょう!とポイント92に移動。

中盤以降は、予想通り・期待通りの流れ方になり、操船も難しくなく展開できた。


今回の4名のお客様は、オニカサゴねらいが3回目・2回目・初めての方々。

序盤は沈黙の時間が長かった・・・・。

当然のようにオニカサゴを釣るためのイメージ作りがまだできていないのでしょう。

僭越ながら、ちょこちょこアドバイスを入れさせていただいた。

そして、ポイント92に移動後、まずはお一人様にヒットが連発!

誘い方が良い感じになっていたので期待していたが、その通りになってくれた!


船頭としては、オニカサゴがいるだろうエリアを流しているが不安がないわけではない。

でも、オニカサゴがいることを証明してもらえたので、少しは自信を持って流し直せる。

釣り人としても、オニカサゴはいるのだから集中して攻めれる。

好循環だった!


途中、「もう少しエサを動かしたほうが確率が上がると思いますよ」とアドバイス。

その直後に釣れた時は、このまま数が伸びそうだなと思ったが、なかなかそうはならない・・・・。

下船後の話も総括すると、どうやらオニカサゴのヒットレンジをうまく攻めれていなかったみたいだ。

しかし、徐々にそのヒットレンジを把握してきてヒットが連発!

終わってみれば、船中4名でオニカサゴ26匹(他リリース4匹)の釣果!

まずまずの結果で良かったです!

オニカサゴ釣果2020.09.27.jpg


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腕の差の考察 [オニカサゴ]

【2020.9.21】

 この日のオニカサゴの釣果は、船中4名でキープ24匹・リリース5匹の計29匹

竿頭は蛯名さんで、キープ14匹・リリース3匹の計17匹をキャッチした。

今回のブログは、蛯名さんの釣果という事実から客観的に考察してみたいと思う。


2019年の蛯名さんの釣果と他の方の釣果。

7月20日 7 (14、6、4、3)

7月24日 12 (4、3)

8月4日 20 (13、2)

8月12日 9 (8、7、6、5)

8月21日 13 (10)

9月8日 11 (8、7、0)

10月1日 15 (7、4)

7回乗船いただき、6回が竿頭。

特に、8月4日は蛯名さんの20匹に対し、tomyは2匹・・・・。

コテンパンにやられました。(笑)


釣果の差は、『腕の差』と言っていいでしょう。

腕の差は、エサの差・釣り座の差・誘い方の差・仕掛けの差などがあるでしょう。

エサの差は、オニカサゴの生態から想像すると、それほど重要ではないと思っています。

釣り座の差は、あることはあるけど、不利と思われるときでも上級者は釣ります。

誘い方の肝の仮説は、ホームページに書いていますのでご参考に。

仕掛けは、その仮説を実現できるものが必要になります。


さて、ここから考察(想像)です。

オニカサゴはボトムでエサが通るのを待っています。

釣り座の関係で

① 上級者のエサが先に通りオニカサゴが捕食。その次に通った自分のエサには当然釣れない。

② オニカサゴの近くを上級者と自分のエサがほぼ同時に通過したが、上級者のほうのエサを捕食。

③ 自分のエサが先に通過したのにスルーされ、上級者のエサを捕食。

この3パターンが考えられるでしょう。

こんな感じで、釣果の差が出るのだろうと思います。


ここで重要なのは③。

オニカサゴはボトムにいるので魚探には映らない。

だから、いるかいないかは釣ってみなければわからない。

釣れないのは「いないから」という場面が多いだろうが、

「自分のエサがスルーされているから」という場面が

あることを上級者の釣果から読み取れる。

これってまずいですよね!

せっかく自分のエサがオニカサゴのすぐそばを通っているのに釣れないってことだから・・・・。

少ないチャンスを自ら逃していることにもなります。

「自分のエサがスルーされない」ための工夫、これを考えなければなりませんね!

これが、簡単な釣りのようで釣果に差が出るオニカサゴ釣りの奥深さだと思います。


ちなみに、オニカサゴは「置き竿」でも釣れます。

しかし、tomyのオニカサゴ漁では、10匹釣れれば、手持ちで誘い続けたほうが8~10匹で、

置き竿は2~0匹という感じで、誘い続けたほうが圧倒的に有利です。

また、置き竿でも釣れるときは、潮・船の流れ方など条件が限られると感じています。


誘い続けているのに釣果に差が出る・・・・。

仕掛け(特に長さ)や誘いのリズムなどの差があるのだろうと思いますが、

もしかしたら「カサゴちゃん、食べてちょうだい!」と思いながら

誘っているかどうかの差もあるかもしれません。(笑)


画像は、今回の蛯名さんの釣果。

蛯名さんの釣果2020.09.21.jpg


蛯名さんとtomyの対戦成績は、2018年は蛯名さんの1勝4敗、2019年は4勝0敗。

蛯名さんは「自分のエサがスルーされない」ための工夫を追求してきたんでしょうね!

明らかに釣果が伸びていることを数字が語っています。

そして、どなたにもこの可能性があることを示していると思います!


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潮の流れが激変・・・・ [オニカサゴ]

【2020.9.20】

 風がそれなりに強かったので、まずはポイント68で波と潮の状況を確認した。

シーアンカーを入れて流してみたが、潮は良い感じに流れている!

すぐにポイント67の沖に移動したがダメだったので、すかさずポイント48に移動した。


こちらまで来ると波が高い。

潮境で速い潮が当たっていたし、風が逆だったこともあり、けっこうな波だった。

それでも我慢してもらい、オニカサゴを4匹キープ・4匹リリースの計8匹をキャッチできた!


もう一度入れ直そうとしたが、他船とポイントが被ってしまったので、

少し潮上のポイント93からやり直し。

けっこう長い距離を流し、オニカサゴを11匹追加できた!


再びポイント93に戻った。

同じような感じでできるかな?と思っていたら、潮の流れが激変・・・・

シーアンカーでは釣りが成立しなかったので、船を立てての釣りに変更になった。


ちなみに、オニカサゴねらいの釣りでは、船の流れ方はとても重要で、

船の流れ方は潮の流れ方で決まってくる。

基本的に潮の流れ方は表層よりボトム付近のほうが遅く、

釣りを成立させるためにボトム付近の潮の流れに合わせて船を立てれば、

船の流れ方は緩慢になり、攻めれる範囲は狭くなってしまう。

数釣りが難しい状況になってしまうのである。


この後は少しでもマシな流れを探して転々。

なんとかかんとか7匹追加し、計22匹のオニカサゴをキープして終了となった。

オニカサゴ釣果2020.09.20.jpg


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操船が難しいときは釣りも難しくなる! [オニカサゴ]

【2020.9.17】

 まずはポイント48。

前日の様子から、すでに速い潮が来ているかもしれないな~と思いながら開始した。

そこそこ吹いている風と潮の速さのバランス等々を考察。

上の潮も下の潮もほとんど動いておらず、船を立てるとほとんど移動しない厳しい状況・・・・。

数か所移動してみたが、開始から2時間半以上で、

キープできたのは小型のオニカサゴ2匹だけだった・・・・。


ポイント84でやっているとき、航跡がほぼ180度変わったので、

ぼちぼち大きく状況が変わるな!と思い、ポイント92に移動。

案の定、速い潮が来ていて、ここから怒涛の連続キャッチが始まった!

船を立てるのは大変でしたよ!

風がなければそれほど難しくないんだけど、

風のせいで船の向きがすぐに90度ほど変わってしまう。

船中4名で、トリプルヒットや全員ヒットの場面もあったので、

タモ入れや操船でてんやわんやでした。(笑)

このエリアを数回流し、オニカサゴを18匹追加できたが、

上の潮の角度が少し変わってきたタイミングで移動することにした。

それまででも難しかった操船が、さらに難しくなりそうだったし、

潮の流れ方が落ち着いてきているエリアがあるはずだったので。


2か所ほどで様子を伺い、最後はポイント83。

それなりの数のオニカサゴを追加して終了となった。


操船が難しいときは、釣りも難しくなる

なぜならオニカサゴのヒットレンジからずれやすくなるから。

そんな状況でこそ、ヒットレンジを意識して誘い続けることが大切!

今回、キープしたオニカサゴは29匹で、

リリースと途中のすっぽ抜けを含めるとヒットは40回に届かないくらいかな?

ほとんどの時間、誘い続けていた皆さんが伸ばしてくれた数だと思います!

オニカサゴ釣果2020.09.17.jpg


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潮に恵まれず厳しい展開・・・・ [オニカサゴ]

【2020.9.5】

 潮に恵まれず、厳しい展開だった・・・・。

最初の流し、素流しするとラインがどんどん出ていくようだ。

釣り人は「潮が速い」と感じるだろうが、船が流れる速さは適度。

上の潮と下の潮が同調していないことが原因で、釣りが成立しがたい状況だった。


こんな状況だったので、まずは釣りを成立させることを優先。

幸いにも微風だったので、下の潮に合わせる操船は難しくなく、釣り辛さも解消したはずだ。

しかし、この展開は船の移動距離が短くなり、広範囲を探れない・・・・。

仮に1匹釣れても、次の1匹までの時間が長くなり、数釣りが難しい・・・・。

冒頭に書いた通り、潮に恵まれず厳しい展開だった・・・・。


ま、自然が相手なので仕方がないことだし、特に珍しいことでもない。

少しでも確率を上げるために、精一杯考え、操船も含めて工夫するのみ。

あとは釣り人の腕と運なので。


ポイント67に移動し、4匹キープできたが、それは1名様だけ。

もう1名様にも2匹釣れたが、残念ながら2匹ともリリースサイズだった。


久々のポイント19は不発だったが、アブラツノザメが釣れなかったことが収穫。

そして、この日一番行きたかった次のポイントに移動した。


ポイント48は、過去の実績も今年の実績も十分。

しかし、今年は6月上旬に珍しくアブラツノザメの群れが入り込み、

そいつらがあまりにも邪魔をするので、しばらく敬遠していた。

このポイントの最初の流しで、約2時間半の苦行に耐えた1名様が良型をキャッチ!

ダブルヒットの場面もあったが、キープ1匹、リリース1匹だった。

2回目の流しは不発だったが、潮の流れ方が変わってきていたことは感じ取れた。


次のポイント93も不発。でも、潮の流れの変化を確信できた。


まだまだ時間がかかるだろうが、悪くない流れ方になる可能性がありそうだったので、

ポイント61の沖側に移動し、1匹追加。

朝一に釣れたポイント67周辺で、時間がかかったがさらに1匹追加できた。


前回の遊漁は、今年最多の釣果だった。

「釣りをしていた時間」で比較すると、今回はかなり厳しい釣果になってしまうが、

「釣りをした距離」はおそらく3分の1、いや4分の1にも満たないだろうから、決して悪くはない。

時期的にミズクサはいなくなり、アタリすらない時間が長かったが、

皆さんはあきらめずに頑張っていた。


残り時間が2時間を切ったあたりから、ようやく潮の流れ方が良くなってきた。

この状況を待っていたのでポイント72に移動。

ある程度の距離を3回流し、9匹を追加で、全員がキープを達成!

なんとか形になったとさせていただきます。m(__)m

オニカサゴ釣果2020.09.05.jpg



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