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腕の差の考察 [オニカサゴ]

【2020.9.21】

 この日のオニカサゴの釣果は、船中4名でキープ24匹・リリース5匹の計29匹

竿頭は蛯名さんで、キープ14匹・リリース3匹の計17匹をキャッチした。

今回のブログは、蛯名さんの釣果という事実から客観的に考察してみたいと思う。


2019年の蛯名さんの釣果と他の方の釣果。

7月20日 7 (14、6、4、3)

7月24日 12 (4、3)

8月4日 20 (13、2)

8月12日 9 (8、7、6、5)

8月21日 13 (10)

9月8日 11 (8、7、0)

10月1日 15 (7、4)

7回乗船いただき、6回が竿頭。

特に、8月4日は蛯名さんの20匹に対し、tomyは2匹・・・・。

コテンパンにやられました。(笑)


釣果の差は、『腕の差』と言っていいでしょう。

腕の差は、エサの差・釣り座の差・誘い方の差・仕掛けの差などがあるでしょう。

エサの差は、オニカサゴの生態から想像すると、それほど重要ではないと思っています。

釣り座の差は、あることはあるけど、不利と思われるときでも上級者は釣ります。

誘い方の肝の仮説は、ホームページに書いていますのでご参考に。

仕掛けは、その仮説を実現できるものが必要になります。


さて、ここから考察(想像)です。

オニカサゴはボトムでエサが通るのを待っています。

釣り座の関係で

① 上級者のエサが先に通りオニカサゴが捕食。その次に通った自分のエサには当然釣れない。

② オニカサゴの近くを上級者と自分のエサがほぼ同時に通過したが、上級者のほうのエサを捕食。

③ 自分のエサが先に通過したのにスルーされ、上級者のエサを捕食。

この3パターンが考えられるでしょう。

こんな感じで、釣果の差が出るのだろうと思います。


ここで重要なのは③。

オニカサゴはボトムにいるので魚探には映らない。

だから、いるかいないかは釣ってみなければわからない。

釣れないのは「いないから」という場面が多いだろうが、

「自分のエサがスルーされているから」という場面が

あることを上級者の釣果から読み取れる。

これってまずいですよね!

せっかく自分のエサがオニカサゴのすぐそばを通っているのに釣れないってことだから・・・・。

少ないチャンスを自ら逃していることにもなります。

「自分のエサがスルーされない」ための工夫、これを考えなければなりませんね!

これが、簡単な釣りのようで釣果に差が出るオニカサゴ釣りの奥深さだと思います。


ちなみに、オニカサゴは「置き竿」でも釣れます。

しかし、tomyのオニカサゴ漁では、10匹釣れれば、手持ちで誘い続けたほうが8~10匹で、

置き竿は2~0匹という感じで、誘い続けたほうが圧倒的に有利です。

また、置き竿でも釣れるときは、潮・船の流れ方など条件が限られると感じています。


誘い続けているのに釣果に差が出る・・・・。

仕掛け(特に長さ)や誘いのリズムなどの差があるのだろうと思いますが、

もしかしたら「カサゴちゃん、食べてちょうだい!」と思いながら

誘っているかどうかの差もあるかもしれません。(笑)


画像は、今回の蛯名さんの釣果。

蛯名さんの釣果2020.09.21.jpg


蛯名さんとtomyの対戦成績は、2018年は蛯名さんの1勝4敗、2019年は4勝0敗。

蛯名さんは「自分のエサがスルーされない」ための工夫を追求してきたんでしょうね!

明らかに釣果が伸びていることを数字が語っています。

そして、どなたにもこの可能性があることを示していると思います!


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