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5時間20分 [マグロ]

【2016.9.18】

 前日の予報ではマグロは無理っぽかったので、オニカサゴをやるつもりで起床した。

いつものように竜飛灯台の風をチェックすると「風弱く」。

あれ?って思いながら、予報を確認すると「風弱く」となる予報ではない。

これは予報より風が弱いパターンかもしれないと思い、急いで準備し自宅を出た。


少し遅い3時頃の出船だったが、サバは1投目からヒットしてくれて、

20分ほどで16匹を確保できた。

マグロの準備を整え、ゆっくり移動し、4時40分頃に合図とともにマグロをねらった。


しばらくはな~んにもなかった。

潮は緩く、潮目はないし、数羽の鳥が海面を流されているだけ。

期待感はまったく感じなかった。

気づいたのは他船の位置がいつもと違うこと。

こっち側にいる船のねらいはこうで、あっち側の船がああだろうと推測。

途中からあまりやったことがないほうまで足を伸ばしてみた。


と、かなりの数の鳥がいて、雰囲気がいい。

いつヒットしてもいい感じだったが、エサのサバが暴れることもなく、時間だけが過ぎていった・・・・。


予報より風が弱かったのでマグロねらいで出船したが、

もし予報通りの風が吹いてきて、今は緩い潮が一気に速くなると、波が高くなって危険が危ない。

潮が速くなる前にこのエリアを抜けておこうと潮を下ることにした。


と、ちょっと走ったらエサのサバが暴れ、そのままロッドが大きく曲がった!

やり~、ヒット!

ラインの出る勢いから、型が良さそうな感じがした!


出ていったラインを回収するためにマグロを追う。

ある程度距離を詰めたところでラインを持って引っ張るが、マグロは走りラインが出ていく。

ま、これを繰り返すわけです。

そのうちマグロが弱ってきて、勝負を賭けるときが来るはずで、そのタイミングを計らなければならない。

1時間が経過し、そのタイミングは訪れない。

ヒットしたときはまわりに船がいなくてよかったが、マグロは船のいるほうに走り、

多少迷惑をかけてしまいました。

避けてくれた船の皆さん、ありがとうございました。<(_ _)>

2時間が経過した頃は、かなり沖側に来ていたので、まわりを気にせずにやりとりができた。

しかし、一向にタイミングが訪れる気配がない・・・・。

3時間が経過した頃には、あと1時間くらいかかりそうだなと思った。

4時間が経過した頃には、こりゃ~獲れそうもないな・・・・と思った。

明らかにマグロの勢いは弱まっているが、それでも寄せれるだけ寄せてもすぐに50m以上走られる、

の繰り返しだった。

5時間が経過した頃、懸念していた状況になっていた。

潮が速くなり波が高くなったエリアまで来てしまっていたのである・・・・。

安全のためにはラインを切るべきだ。

でも・・・・と何回も葛藤した。

そして、寄せたマグロが船底側に走り、ラインが船底と擦れてラインブレイク。

これでよかったんだと納得し、波が高いエリアをビビりながら走り、なんとか脱出することができた。


いや~、マグロとのやりとりは5時間20分

ちなみに今年の初物の33㎏は15分ほどでキャッチしている。

ま、それなりに大きかったのは間違いないでしょう。

ただ、マグロは個体差があり、今回のヤツはほとんど沈まず、上のほうばかり泳いでいたので、

成栄丸の道具では太刀打ちできなかったのかもしれない。

ま、獲れなかったのをクヨクヨ考えていてもしょうがないので、

ヒットさせれたことをプラスに考え、また次回がんばろうと思う。


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記録更新(笑) [マグロ]

【2016.9.5】

 9/2(金)にすでに更新していたマグロの最小記録をさらに更新しました。(笑)

9/2に釣ったのが19.5㎏だったけど、本日のは18.5㎏

あ、エラと内臓を抜いた後の重さだから、そのままだとどちらも楽々20㎏オーバーですけどね。(笑)


もう一つの記録更新が、1シーズンでのキャッチ数。

一昨年と昨年は3本しか釣れなかったけど、今年はすでに4本目

三厩のマグロの漁獲高は、最悪だった昨年をさらに下回り、

8月現在で昨年の15%にも満たない状況を加味すれば、上出来と言ってもいいのかもしれない。


あと、ここまででけっこう満足していることがバラシを演じていないこと。

昨年は8ヒット3キャッチだったけど、今年は4ヒット4キャッチ!

やはり電気ショッカーの存在は大きいですね!


昨年は、釣れなくても釣れなくても、修業と称してマグロをねらいに行った。

その成果が形になって表れていると思いたい。

さらに精進していきます!


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まさかの・・・・ [マグロ]

【2016.8.25】

 前日のマグロキャッチに気を良くし、鼻息が荒くなっていたのは間違いない!(笑)

より確実にエサのサバを確保しようと、前日より30分以上早めの1時50分頃に出船した。

し・し・しかし、まさかのサバボウズ・・・・

フォール中のバイトが1回だけで、tomyのジグは無視され続けてしまった・・・・。


さて、どうしよう?

一応想定内のことではあるが、オニカサゴをねらうべきなのか?

結論は、ワームでマグロをねらう!

前回ワームを試したときはまだマグロをキャッチしていなかったが、

すでにキャッチした現在では、サバとワームの対照実験ができるだろうと考えたからだ。

ということで、急いで仕掛けを作り直し、5時20分頃からマグロをねらった。


最初は集中してできた。

しかし、だんだん飽きてくる。

エサが泳いでいるか確認する必要がないので、ラインを持つことはほとんどない。

たまに、ラインを持ってアクションを入れてみたりするが、飽きてきて続かない・・・・。

海の様子等から、マグロの雰囲気を感じないのも飽きさせる大きな要因だったが・・・・。

結局、ノーバイトのまま11時頃までやって、マグロねらいは終了とした。


1時間ほどかかって三厩方面に戻り、残業。

2時間ほどオニカサゴをねらい4匹キャッチして終了とした。


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今シーズン2本目のマグロをキャッチ! [マグロ]

【2016.8.24】

 前回(8/22)は、ヒットしそうな雰囲気があったものの、残念ながらボウズ・・・・。

近くにいたプレジャーボートにヒットしていたようなので、攻めたエリアは間違っていないと思っている。

途中から雨が激しく降ってきて、雷も鳴ったので退散したが、ちょっと不完全燃焼だった。


 本日は、2時20分頃に出船し、まずはサバをねらった。

前回は、1時間ほどでサバが3匹しか釣れず困り果ててしまったので、今回は少し早めに出船した。

早々に良型のサバがヒットしてくれたが、なかなか続かない・・・・。

なんとか4匹目をキャッチし、前回を越えたと安堵したら、生け簀のサバが3匹ご臨終・・・・。

おいおい勘弁してくれよ・・・・っていう感じだった。(笑)

悪戦苦闘を続けながらも、4時頃までになんとかサバ8匹追加し、マグロねらいのため移動した。


5時頃からマグロをねらった。

すでに明るくなっているので、辺りを見渡し、諸々の条件から判断して、船を流し始める場所を決めた。

エサのサバはけっこう落ち着かない感じだし、なんか雰囲気が良さそうなんじゃないか?と思っていたら、

潮上からダンブを流していた船にどうやらヒットしているみたいだ!

やっぱりな!と思っていたら、エサのサバが激しく暴れて、ロッドティップがグ~っと入っていた!

お、来たか!

と思ったが、残念ながらヒットまでは至らず、回収したサバには甘噛みしたような傷だけ残っていた・・・・。


ちょっとだけ潮上りしてから再開したが、なんとなくいまいちな感じ。

潮上から流れてきた船にはデカそうなのがヒットしているみたいだったけど・・・・・。


しばらくしてまた潮上りした。

潮目や鳥、そして他船の位置等を考慮し、流し始める場所を決めた。

エサのサバを投入し、決めている長さのラインを出し、エサの状況を確認するためラインを手に持ったら、

あれ?あれ?あれ?重すぎる・・・・。

もしかしてヒットしているのか?と思ったが、ドラグを緩くしているラインは出ていっていない・・・・。

半信半疑だったが、とりあえず船を前進させ合わせを入れておいた。

と、やっぱりヒットしていた。(笑)


今回のマグロはそんなに走らず、船で追う距離は短かった。

先日(8/18)のヤツのほうが走ったので、型が小さいのだろうとも思った。

けっこうあっさりと10m以内に寄ってきたが、ここからがちょっとヤバかった。

というのは、すでに弱ってきているマグロは円を描くように泳いでいて、

ラインが船底に当たっている感触が伝わってくる場面があったからだ。

そんな場面をなんとかやり過ごし、電気ショッカーのおかげもあり、

比較的楽に今シーズン2本目のマグロ(33㎏)のキャッチに成功した!


昨年の8月はノーヒットだったが、今年は2ヒット2キャッチ!

昨年の修行の成果が少しは出てきているかな?

さらに精進していきたいと思う。


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今年の初マグロキャッチ! [マグロ]

【2016.8.18】

 漁協のお盆休みが終わってからの初釣行。3時過ぎに一人で出船した。

まずはサバねらいだが、比較的早く活性の高い群れが寄ってきて、早々に10匹を確保できた。


5時前からマグロねらいを開始。

潮はとても緩く、微速前進で潮を上っていけた。

この日はなぜなのか三厩の漁師さんたちはだれも出ていない。

あれ、マグロの沖止めだっけ?って思ったりしたくらいだ。(笑)

ま、理由はおそらくこういうことだろうと予想はしているけど。

ということもあり、攻めたいエリアはがら空きで、水深を見ながら少しずつコースを変えたりできた。


地形の変化があり、魚探反応が出るところがあるので、そこを通るようにコースを変えていった。

そこに差しかかり、案の定、濃厚な魚探反応が出てきた。

「このベイトにフィッシュイーターが寄っていて、それをマグロが食いに来ないかな~」なんて思っていたら、

エサのサバが暴れた後、ロッドが大きく曲がった!

明らかにマグロが食いついたときの曲がり方だったが、

曲がったロッドはすぐにまっすぐになってしまった・・・・。

もちろんエサのサバはなくなっていたので、大きなアタリがあったがヒットまではいかなかったということ・・・・。

残念ではあったが、疑心暗鬼になっていたサバでもヒットの可能性があることがわかったことが吉報だった!


潮は徐々に速くなってきて、途中からは微速前進ではどんどん潮に流されるようになった。

潮上りを繰り返すこと数回、マグロからのアタリはない・・・・。

しかし、そこそこ跳ねを確認でき、遊漁船やプレジャーボートの動きもそれを物語っていた。

マグロっ気はあるので、気持ちを切らさないようにがんばった。

しかし・・・・。

13時頃、潮上りした後、最後の流しにすることにした。

メインエリアを通過しても反応なし・・・・。

昨年のファーストヒットがあった辺りまではやろうと思っていたが、

エサのサバは外れたのか、手に持つラインのテンションが急になくなってしまった・・・・。

ここで止めてもよかったが、鳥の様子等からもう少し流したくて、エサをつけ再開。

その鳥のいるほうにコースを変えていった。

と、エサのサバが暴れ始めた。

「お、食っちまえ!」と思ったら、ホントにロッドが大きく曲がった!(笑)

船を前進させ、合わせ!

今年の初ヒットだ!


焦らず落ち着いてやりとりはできた。

昨年のファーストヒットのときは速い潮を考慮できず失敗したが、今回はその点は大丈夫。

最後の詰めで多少もたついたが、なんとか今年初ヒットのマグロ(30.5㎏)を初キャッチできた!

マグロ(30.5㎏)2016.08.18.jpg




【2016.8.19】

 前日の初マグロに気を良くし、3時頃出船し、まずはサバ10匹確保した。

5時頃、マグロのポイントに入り、エサをつけるために生け簀に行った。

そのとき確認したら、回転灯が点いていない・・・・。

三厩のルールで、曳き釣り船は回転灯をつけなければならないが、なんと球切れ・・・・。

この時点でマグロねらいはなくなった・・・・。(涙)


仕方がないので、オニカサゴをねらったが、徐々に潮が速くなってきて苦戦・・・・。

お盆でできなかった用事をたすことにし、9時30分には終了とした。


最終的な結果は、オニカサゴ×5+3、サバ×10、ネコザメだった。


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マグロ3戦とマイカ [マグロ]

【2016.7.29】

 2時過ぎに一人で出船。

まずはマグロねらいのエサのサバの確保だ。

照明を点け流し始めてもすぐには釣れないが、しばらくすると活性の高い群れが寄ってくる。

その群れが船の近くにいてくれれば入れ食い状態になり、ポンポンポンとサバを6匹キャッチした。


3時頃には移動を開始し、4時過ぎからマグロをねらい曳き釣りを開始した。

今回は前回の反省を踏まえて展開した。

潮は速く、微速前進では船が流されていく。

潮の速さはおそらく時速8~9㎞だろう。

1回目の流しでは何事もなく、潮上りのためにエサのサバを回収した。

と、そのサバに傷がついているではないか!

その傷をつけた正体は一体何か?

マグロではないような感じだが、マグロ以外にサバに襲い掛かるような魚がいるのだろうか?


2回目の流し。

時折ラインを手に持ち、エサのサバが泳いでいることを確認している。

このときサバがものすごく暴れれば、マグロが近くにいる可能性がある。

エリアを外れそうになるまで数回少し暴れたが、ヒットまでは至らなかった・・・・。


船はまっすぐ進まないので、操船のためラインを離したり、船が安定したらラインを持ったりしている。

操船しながら近くにいた船に気を取られ、ふと船尾方向を見たときだった。

もしかしてサバが浮いているではないか?

あれ?さっきまで元気に泳いでいたのに・・・・。

回収してみると、1回目と同じような傷がつき瀕死の状態だった。

サバを攻撃したのがマグロであることを願いながら潮上りした。


3回目の流しは、1・2回目より潮上から流した。

当然、期待感が大きかったが、2時間ほどかけて流れたが何事もなし・・・・。

9時30分頃にマグロねらいを終了とした。


昨年は時間いっぱいマグロをねらったが、釣れなければ収入が0で、燃料代の分赤字になっていった。

せめて燃料代だけでもなんとかするためにオニカサゴもねらった。


竜飛に近いほうからラン&ガンでポイントを撃っていった。

しかし、ボトムレンジのオニカサゴをねらうには潮が速すぎ、釣り辛い・・・・。

三厩方面まで戻り、なんとかかんとかオニカサゴを2匹キャッチし、昼過ぎに終了とした。


最終的な結果は、オニカサゴ×2+1、サバ×6、ミズクサだった。



【2016.7.30】

 この日の三厩漁協所属の船は沖止めで、『海難防止技術競技会』に参加した。

会場は、久栗坂漁港。

そう、あの有名な人気遊漁船の『鯛将』さんのところだ。

最初、久栗坂って聞いたときは、鯛将さんにお会いできるのかな?と思ったけど、

この日は出船していて残念ながら会うことはできなかった・・・・。



【2016.7.31】

 この日は前々日と同じように2時過ぎに一人で出船した。

比較的早く活性の高い群れが寄ってきて、3時前にはサバを10匹キャッチできた。


4時過ぎからマグロねらいを開始。

一面ガスがかかり、陸が見えないため方向がわからない・・・・。

GPSと波の方向を頼りになんとかかんとか操船した。


1回目の流しでは、潮はそれほど速くはなく、微速前進ではとんとんっていう感じで、移動距離が短い。

少しずつ流され、何事もないまま約2時間後に潮上りした。

2回目の流しでは若干潮が速くなった感じで期待したが、これまた何事もなし・・・・。

3回目の流しではかなり潮は速くなったものの、これまた何事もなく、昼前にはマグロねらいを終了とした。


オニカサゴをねらうため三厩方面に移動した。

潮境を過ぎると、船の速度は一気に落ちた。

こちらはこちらで潮が速く、おそらく時速4~5㎞で流れる潮を逆走しなければならず、

船足の遅い成栄丸ではポイント到着まで結構な時間を要してしまった。


オニカサゴは1時間半ほどでなんとかかんとか2匹キャッチし、14時20分頃には終了とした。


帰港後は、給油をしたり、諸々の準備をして、16時前に1名のお客様とともに再出船した。

2時間ほど真鯛をねらったが、表層と下の潮が同調していなくて、メッチャ釣り辛い・・・・。

水深40mを切るところで60gのジグを使っても着底はせいぜい2回という感じだった。

この間の釣果は、千葉さんサバ3匹だけだった。


18時前にはマイカのポイントに移動を開始した。

前回入れ食いだったところで開始したが、こちらも表層の潮が速すぎ、釣りが成立しない状況・・・・。

釣りが成立しそうなところを探して、すぐに移動した。


再開するとなんとか釣りができそうだった。

それでも釣り辛いのは変わらない・・・・。

こんな状態で釣れるのか?と思ったら、1投目から千葉さんがマイカを2ハイキャッチ!

釣れたので、そのまま流してみた。

かなり長い距離を流したが、釣れるのはポツリポツリ・・・・。

もう一度潮上りした。


2回目の流しも同じような感じでいまいち・・・・。

この流しで気になったのが、暗くてわかりづらかったが潮目があったことと、

船が流される速さが他船と違うんじゃないかと感じたことだった。

納得のいかない釣果のままだったので、もう一度潮上りすることにした。


3回目の流し。

この移動は大正解だった。

潮の流れ方がまったく違い、当然船の流れ方も1・2回目とはまったく違った。

そして、釣果もまったく違った!

先日入れ食いだったtomyの誘い方ではいまいちヒットしてこないが、

千葉さんが駆使する誘い方だとマイカが連発!

その誘い方を真似してみたら、tomyにもヒットするようになった。(笑)

前半から中盤にタイムロスがあった感じだが、最後には納得のいくマイカねらいになりホッとした。


最終的な結果は、マイカ×98、サバ×3だった。



【2016.8.2】

 2時過ぎに一人で出船。

この日も予定通りにサバを10匹確保し、3時頃には移動を開始した。


しかし、この日は一面ガスがかかり周りが見えない・・・・。

マグロをねらいに行きたいところだが、明るくなるまでは真鯛をねらって様子を見た。

魚探反応は悪くはないが、真鯛からのコンタクトは一切なし・・・・。

そうこうしているうちに沖側に一艘の灯りが見え、沖側のガスが晴れているのはわかった。

陸側はまだガスがかかっていたが、うっすらとながら移動する船が見えたので、

成栄丸も竜飛方面に移動することにした。


4時40分頃からマグロねらいを開始した。

潮は緩く、微速前進で潮を上っていける状況だ。

なので、本命エリアで、潮を下ったり上ったりして、マグロからのアタリを待った。

このエリアはまだガスが濃く、まわりが見えない。

頼りはGPSと東北東の風による波の方向だった。

しばらくすると潮が少し速くなってきて、その波も少し高くなってきた。

これ以上波が高くなる前に・・・・と思い、潮境を越えいったん避難した。


と、気づくとガスが晴れていた。

ここで一気に潮上りし、なんだかんだで小泊方面まで行ってしまった。(笑)

オニカサゴをやろうかな?とも思ったが、潮と風の状況から気分が乗らず、やはりマグロをねらってみた。

しかし、釣れる気がまったくしない・・・・。

で、サバを曳きながら本命エリアまで一気に潮を下った。

結局、燃料を消費しただけの無駄な潮上りをしてしまったわけである。(笑)


本命エリアの潮は速くなっていて、微速前進では船はゆっくり流されていった。

この後2回潮上りをし、このエリアを3回流したが、その動きからおそらく2艘でヒットしていたはず。

マグロが回遊してくるのは間違いない。

成栄丸が曳くサバに喰らいつくのは、果たして運なのか?

それとも今の時期サバを使っている時点でヒットはないのか?

昨年は7月の下旬にサバでヒットしているから、サバを喰うマグロもいると思うんだけど・・・・。

ま、根気よくがんばっていきたいと思う。


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マグロねらいにちょっとだけ参戦 [マグロ]

【2016.7.20】

 前日、ようやく準備が整い、この日からマグロ漁に参戦だ!

とは言っても、マグロに固執し過ぎるのは危険・・・・。

昨年は「修行だ!」というつもりでマグロを最重要視したが、

素人同然のtomyに釣れるマグロはおらず、燃料代だけが増え収入が激減・・・・。

なので、今年は竜飛方面のオニカサゴの開拓をメインに、その行き帰りにマグロをねらうことにしてみた。


マグロをねらうために必要なエサ(成栄丸ではサバ)を確保するべく、2時前に出船した。

多くの釣り人にはそれほど魅力がないだろうサバだが、

成栄丸にとってはマグロ漁に行けるか行けないかが懸かっているので、

釣れる釣れないかでその日の予定が大きく変わってくる。

なので、緊張感満載でサバをねらい始めた。(笑)

流し始めてしばらくすると、ようやくサバが寄ってきてくれた。

しかし、ベイトフィッシュの群れが寄ってきているわけではなく、簡単に釣れるわけでもない。

それでもサバ釣りで有効なフォールを中心に誘い、なんとかかんとかサバをキャッチ!

「よっしゃ~、これでマグロに行けるぞ!」とテンションが上がった。

とは言っても、前述のように行き帰りで使うので、最低2匹は必要だ。

2匹目を釣るのに少々時間がかかったが、ようやくそれもクリア!

けっこう流され、移動しようかな?とロッドは置いたら、魚探に反応が出て、

その反応を攻めて3連発したのも含めて、サバは7匹キャッチすることができた!


とりあえず十分なサバが揃ったが、マグロねらいにはまだ時間が早かったので、

あっち方面のサバはどうだろう?と移動することにした。

その間、マグロねらいの妄想をしていたら気づいた、今年も忘れ物をしたことに。(笑)

で、いったん自宅に戻り、3時過ぎに再出船した。(笑)


4時20分頃、帯島周辺からマグロねらいの曳き釣りを開始した。

多くを期待すると、その通りにならなかったときのショックが大きくなるので、それほど期待はしていない。

でも、いつヒットしてもおかしくないので、緊張感がたまらない!

潮は緩く、微速前進で船は前に進んでいく。

ちなみに、潮は速いと、微速前進では船が流され、前には進めないんですよ。

帰りはこのパターンでした。

目指すは真鯛のポイント。

その周辺のオニカサゴの可能性を調べたかったので、数キロの距離をゆっくりゆっくり進んでいった。

途中、マグロねらいのダンブを流している船が数艘。

その間を縫いながら、「エリアは間違っていないのだろう」と思ったりもした。

で、2時間ほどかけてポイント周辺に到着。

予定通り、マグロからのコンタクトはなかった。(笑)


さあ、オニカサゴの開拓だ!

目標は15匹。

これをクリアしたらマグロねらいに復帰するつもりだった。

しかし、潮が・・・・。

表層の潮がそれなりに速く、下の流れと同調していないので、ラインが出まくる・・・・。

しばらく我慢して続けたが、開拓にはあまりに適さない状況だったので、

小泊側のオニカサゴポイントの再チェックため移動することにした・・・・。


ポイント24周辺の潮も当然速く、とても釣り辛い・・・・。

それでも実績ポイントなので、船を潮に立てながら攻めてみた。

しかし、一向にアタリがなく、何回も仕掛けを地球に引っ掛けてしまう・・・・。

操船は難しく忙しい・・・・、疲れてしまう・・・・。

結局、釣れたのはオニカサゴが1匹のみ・・・・。

もう1カ所のポイントではマゾイを2匹・・・・。

9時前には心が折れて、オニカサゴねらいは終了し、マグロねらいに復帰することにした。


微速前進で、速くなった潮を下った。

そして、マグロねらいで最も船が集まる周辺から、潮上に船の向きを変えた。

と、前述のように、船は流されていく。

たぶん早朝より時速4~5㎞ほど速くなっているのだろう。

昨年のファーストヒットもこんな感じのときだったので、ちょっとは期待したけど・・・・。


この頃にはダンブを流している船はいなくなっていて、3艘ほどが行ったり来たりをしていた。

おそらくソナーを積んでいる船だろう。

その動きから、マグロはいるのだろうとは思ったが、残念ながら成栄丸には何事もナシ・・・・。

帰港後、教えてもらったが、その3艘のうち2艘が大型のマグロを釣ったそうである。


最後は三厩でオニカサゴをねらい、良型1匹とリリースサイズを3匹釣って終了とした。


最終的な結果は、サバ×7、オニカサゴ×2+3、マゾイ×2、ミズクサ×4、ネコザメ×2だった。


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苦節2か月半・・・・ [マグロ]

 いや~、例年通りと言えばその通りなんですが、すっかりブログの更新が滞ってしまいました・・・・。

ま、「精神的な病」と思ってください。(笑)

せっかく遊漁でご乗船いただいても画像を撮らないでしまうことがほとんどです。

人気遊漁船「鯛将さん」を見習え!っていうところですね。(笑)

ほんの少しですが、デジカメからPCに取り込んだので掲載しておきます。


松本さん(56㎝)2015.07.12.jpg

7月12日、厳しくて厳しい状況の中、松本さんがキャッチした真鯛(56㎝)

この画像をすぐに載せておけば仲間内で盛り上がれたのに、ホントに申し訳ありませんでした。<(_ _)>



ナガタさん(63㎝)2015.07.19.jpg

小野さん(ヒラメ56㎝)2015.07.19.jpg

7月19日、2回目の乗船のナガタさんが朝一に良型真鯛(63㎝)をキャッチ!

この日も厳しい状況だったけど、小野さんヒラメ(56㎝)をキャッチし、かなり安堵させてもらいました。



画像はこれでおしまい・・・・。

この間ご乗船いただいた皆さん、ごめんなさい・・・・。<(_ _)>



さて、話は変わりますが、現在成栄丸では遊漁をおこなっておりませんが、その理由です。

一言で言えば、船のエンジンの不調・・・・。

業者に見てもらい、考えられる対応をしていたけど功を奏さず・・・・。

状況が徐々に悪化してきてようやく原因がわかり、9/8~9/9の2日間でエンジンをバラし部品を交換しました。

9/10~9/12は出船ができず、9/13に直っていることを確認できました。

しかし、今度は違う不調が判明・・・・。

これの症状も出ていたけど、前述の不調のため後回しになっていました・・・・。

これの修理にしばらく時間がかかりそうです・・・・・。


それでも騙し騙し漁には出ています。

低速運転が余儀なくされ、移動のために時間が半端ないけど我慢しながら・・・・。

現在のメインはマグロ。

成栄丸は曳き釣りで、エサはサバを使っています。

なので、夜に出船し、サバが寄ってくるまでマイカをねらい、サバを確認できたらサバを確保しています。

9/14はサバが3匹しか釣れず、そのうちに1匹目はペラに絡まり残り2匹でマグロねらい・・・・。

翌9/15も5匹のうち3匹は死んでしまい、残り2匹でマグロをねらうという泣きたい状況でした。(笑)

ちなみに、マグロねらいでは8~10匹のサバを確保するようにしています。

ま、そんなに必要ないけど、念のためということで。

なので、活性の高い群れが寄ってくればいくらでも釣れるという感じですが、

必要数が確保できた時点でサバ釣りは終了しています。



で、本題のマグロねらいですが、苦節2か月半、ようやくキャッチできました!

昨年は9月からの初挑戦でしたが、6月下旬から行き始め、いろいろ知ることができました。

初ヒットは7/28。

何回かマグロを追いかけたけど、水深80mほどで出ているラインは250m以上。

で、ラインの角度はほぼ真下でどう対応すればいいかわからないまま、

短くなっていたラインが全部もっていかれてしまいました・・・・。

竜飛の速すぎる潮をイメージできなかったことが敗因でした・・・・。


2回目のヒットは9/6。

そんなに大きな個体ではない感じで残り38mまで寄せたけど、強めの風を意識するあまり、

余計な操船をしてすっぽ抜けてしまいました・・・・。


3回目のヒットは9/13。

潮が速くないエリアで風もない。落ち着いてやりとりできました。

見えてきた魚体は40㎏くらいかな?

比較的簡単に寄ってきたので、モリを打った後時間がかかってしまった。

数メートル潜ったマグロをモリのロープで引っ張って寄せ、カギを打つこと数回。

その都度マグロが暴れて数メートル潜っていきます。

ぼちぼち弱っているだろうとボンブ(ウィンチ)で準備し、モリのロープを引っ張っていると、

な・な・なんと、あと1~2mのところでモリがすっぽ抜け・・・・。

マグロは静かに沈んでいきました・・・・。(涙)


そして、4回目のヒットは9/17。

アタリが小さく10㎏くらいか?と思ったものの、走り始めてからはまあまあの感じでした。

前回は水面まで上げるのは容易だったけど、今回はモリを打てるところまで苦労しました。

残り5mからが長かった~。

電気ショッカーがあれば楽勝なんだけど、無いものは仕方がない。

船の下をゆっくり回るマグロ。

船底にラインを引っかけられないように慎重に少しずつ寄せた。

ようやく海面に出てもすぐに数メートル潜られ、これを数回繰り返した。

同船者がいればすぐにモリを打てるタイミングがあるんだけど、一人だとなかなか難しい。

それでもなんとかかんとかモリを打つことに成功!

寄せるのに時間がかかった分、マグロが弱っていてモリを打った後は前回のような苦労はなかった。

で、キャッチしたのは38㎏のマグロ。(※エラと内臓は処理済)

マグロ(38㎏)2015.09.17.jpg


苦節2か月半、長かった~というのが正直な感想です。

ようやく2匹目をねらえます。

2匹目は1匹目がないとねらえないですからね。


収入が乏しくすでに破たん状態の成栄丸ですが、これを機会に盛り返していきたいと思います。





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ようやく・・・・ [マグロ]

 いや~、久々の更新です。


ついにやりました!

9月の頭から挑戦してきたマグロですが、ようやく初物が釣れました!

漁師とすれば可愛くて小さいサイズですが、釣り人とすれば十分な22㎏でした!



10月22日(水)の22時頃出船。

まずはマグロのエサのマイカの確保が目的です。

あと、ちょっとしたプロジェクトと食材のためのサバもOKでした。

久しぶりのナイトゲームなので状況が変わっていないか心配でしたが、

心配無用ゴム無用(笑)で相変わらず群れが寄ってくればサバは入れ食い!

マイカはポツリポツリながら良型も混ざって釣れてくれました。

最終的な結果は、マイカが14ハイサバが15匹でした!



とっくに日付が変わった10月23日(木)の4時頃。

まだちょっと早いな~という感じだったけど、まわりに船の姿はなく迷惑をかけることもないだろうと

マイカをエサにマグロをねらい始めました。

少しずつ明るくなり始め、マグロねらいの漁船もあちこちにいます。

そのうちの1艘の灯りがつき、マグロがヒットしたことを伝えました。

その船が流されながらやりとりしていると、もう1艘の船の灯りが点いたのでそちらでもヒットしたのでしょう。

潮はダメダメだな・・・・と思っていたけど、そんな潮でもマグロがヒットすることがわかりそれが収穫でした!



その後はマグロの雰囲気がないまま時間だけが経過・・・・。

たぶん10時前後だったと思うけど、この頃にはどうやって帰ろうかということを考えていました。(笑)

このエリアはいまいちだから潮を下りながらあの辺を流して、

ダメならあの辺をやりながら三厩方面に向かおうみたいに。(笑)

で、潮を下り始めました。釣れる気がしないから携帯をいじりながら。(笑)



しばらくするとガタッというかなんというか変な音がしました。

最初は流木かなんかにぶつかったのかと思ったけど、音が違うし海面にそれらしいものはなし。

船内を確認すると、な・な・なんとロッドホルダーが外れ、竿が転がっていました。

ラインはビンビンに張っていて、最初に出していた分より百数十メートル余計に出ています。

この時点では「何に引っ掛けた?」と思いました。

で、ロッドホルダーを直そうとしてもテンションがガンガンかかっていて、なかなか直せません。

悪戦苦闘する中でようやく気づきました。

「あれ、もしかしてマグロ?」って。(笑)

はい、ということで見ていません、マグロがヒットした瞬間を!(笑)



ロッドホルダーを再セットしてからは冷静にやりとりできました。

成栄丸にはリモコンがないので、マグロを追うときはロッドから離れて操船しなければなりません。

このとき大活躍してくれるのが電動リール。

ラインの出方、巻き方を見ながらマグロとの距離を少しずつ縮めていきます。

ちょっとだけ焦ったのはラインが300m以上出ていて、その近くをプレジャーボートが通っていったとき。

そのボートが止まり、こちらも操船をやめロッドのところに行くと、

ラインがそのボートのほうから戻ってきていたので「まさか、ペラに巻いたか?」と不安になっちゃいました。

ま、水深的には大丈夫なはずだけど、心臓には良くない出来事でした。(笑)



最初に書いた通り今回ヒットしたマグロは22㎏。

経験者なら「そんなにたいしたことはない」と思うでしょうが、

今回は通常の引きとは段違いの引きがありました。その根拠はのちほど・・・・。(笑)



マグロとの距離をリールのカウンターで確認しながら、船にあげるための準備もします。

モリ、そしてギャフも準備し、ボンブ?(ウィンチ)の電源も入れます。

あ、成栄丸には電気ショッカーはないので、長期戦を想定してのやりとりです。

今回失敗したのは風に対する船とマグロの位置関係。

わかってはいたのですが、予想外に早くマグロが寄ってきてしまって船の位置を修正できませんでした・・・・。

で、案の定、船底側に入られてしまい、電動での巻きが止まり、手巻きになってもマグロの姿は見えません・・・・。

さて、サイズは?

持つべきはモリか?ギャフか?

青物でもそうだけど船底に入られても回ってきて姿がみえるはずで、今回それがなかった。

何回か「回ってこい!」ってお願いしたのに・・・・。(笑)

で、ようやく見えてきたのは、な・な・なんと尾びれ!

はい、スレがかりでした。(笑)

この時点でマグロが回ってこなかったことに納得しました。

余談ですが、このとき竿が折れました・・・・。

使っていた竿は昔々、むつ市のキヤ釣り具店の釣り大会で5位入賞でいただいた竿。

当時はこんなごつい竿を使うことはないだろうと思っていましたが、

マグロに挑戦するにあたって 放り投げていた 大切に保管していたその竿を使っていました。

折れたのは残念だけどショックはありません。(笑)



さて、マグロの尾びれを見ながら悩みます。

マグロの頭は海中にあり、その角度からモリもギャフも使えません・・・・。

あ、ただ獲ればいいだけなら身体にギャフを打ってもいいけど、

大切な商品で少しでも傷をつけたくないですからね。

ラインを引っ張ってあげるのはすっぽ抜けそうで無理・・・・。

最終的にはいつも真鯛等で使っているタモでのランディングでした。(笑)



このスレがかりが上記の「通常より段違いの引き」の根拠。

真鯛でも青物でも、特にサケなんかはスレがかりだととんでもない引きになりますので。



ここまでは釣り人としての人生初のマグロとのやりとり。

ま、だいたいは想定内でまあまあうまくいったと思います。

いや、スレがかりは想定外だな・・・・(笑)


でも、この後が大変でした・・・・。

何回もシミュレーションはしていたのですが・・・・。

エラを切り落とすときに自分の指まで切ってしまい今でも痛いです・・・・。(笑)

経験値の無さが一番だけど、マグロが小さくエラぶたが小さいのもやりにくさの原因のひとつでした。


尾びれを切り落とすのに時間がかかりすぎ・・・・。マグロが小さかったのに・・・・。(笑)

骨の切りやすいところがあると教えてもらっていたけど見つけられませんでした・・・・。


マグロが小さくてやりづらく、内臓も全部出し切れなかった・・・・。

マグロが小さくやりやすいはずなのに、神経締めの頭の穴もあけれませんでした・・・・。(笑)


「一刻も早く戻り、漁協の職員に処理の仕方を教えてもらいながら、商品価値を下げないようにしよう!」

ということで、この日の釣りは終了。

自作の大型クーラーはスカスカだったけど。(笑)


初物のマグロが釣れた喜びより、上手く処理できなかったことでテンションが下がったまま帰港。

今後、経験値をあげて上手くできるようになっていきたいと思います。

あ、今回の画像はありません、デジカメの電池が切れていたので・・・・。(笑)

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