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真鯛のレンジの話 [真鯛]

【2016.4.15】

 魚探に反応が映り、真鯛が絡んでいて、かつ活性があり、

タイミングよく攻めることができれば、高確率でヒットしてきます。

成栄丸では、この魚探反応のレンジを2通りの伝え方をしています。



ひとつは、「ボトム(下)から〇m」。

この場合、仕掛けを着底させてから、リールの回転数、もしくはPEラインの色でそのレンジを判断することになるでしょう。



もう一つは、中層に映る場合に「(上から)〇m」。

この場合は、PEラインの色で判断するのが断然楽チンチンです。(笑)

以前、カラーリングのないフロロラインを使っているときは、

仕掛けを落としているときもカウントし、リールを巻くときもカウントして、

自分の仕掛けがあるレンジを判断していましたが、

数回繰り返すとわけがわからなくなっちゃうんですよね~。(笑)

だれかに話しかけられれば、数もわからなくなっちゃうし・・・・。(笑)

で、中層に映る魚探反応を攻めれたかどうかもわからないということが多々ありました。

その点、PEラインの色は見ればわかるのでとても便利です。



真鯛がボトム周辺に落ち着くまでの時期、特にノッコミの時期は「中層の攻略」が大切だと思ってます。

そして、自分の仕掛けがどのレンジにあるのかを把握するのに、ラインの色は重要なものになります。

蛇足になるかもしれませんが、このレンジ把握のためにはラインが斜めになりすぎないことも必要です。

表層と下の潮が同調していないとき、どうしてもラインは斜めになっていきます。

まわりの人とオマツリしないことも大切ですし、自分の仕掛けのあるレンジを把握できるようにしましょう。



さて、ここからが本題です。

中層に魚探反応があり「〇m」と伝えたとします。

真鯛の活性があり、そのレンジ周辺でヒットすればそれでOKです。

しかし、活性が低い場合は、アタリすら出ません・・・・。

ちょくちょく伝えられる魚探反応のレンジ。

しかし、真鯛からの反応はまったくない・・・・。

さて、こんなときご覧の皆さんはどう攻めるでしょうか?

特に、魚探反応が出ていないときに・・・・。



伝えられるレンジは、その日真鯛やベイトの群れがいるレンジです。

活性が低かろうが、そのレンジに真鯛がいることが期待できます。

例えば、水深70mのエリアで「40m」が最も多く聞こえてきたとします。

ということは、40mのレンジを攻めることがヒットの確率を少しは上げることにつながりますよね?

「伝えられるレンジ」=「その日攻めるべきレンジ」と考えることができると思います。



魚探は、周波数で幅があるものの、船の真下の状況を知るためのものです。

釣り人の仕掛けも映りますが、常に映っているわけではありません。

釣り人の仕掛けが映っていないとき、その近くに真鯛がいてもその真鯛も映りません。

魚探反応が出ていないときでも、ヒットすることはありますよね?



話が長くなりましたので、まとめておきます。

「伝えられるレンジ」=「その日攻めるべきレンジ」だということ。

もちろんいろいろなレンジを攻めることになるでしょうけど、重点的に攻めるレンジを意識するということ。

一般的にボトムレンジが多いのだろうと思いますが、

その日の状況から中層も意識して自分なりに戦術を組むのも、

真鯛釣りの楽しさのひとつかもしれません。

このことを実践するには「自分の仕掛けのレンジ把握」が大切。

そのためにはラインの色がとても便利ですし、ラインが斜めになりすぎないことも大切です。

ま、ひとつの考え方ですが、もし真鯛釣りを楽しむためのお役に立てるなら幸いです。




成栄丸のメインエリアは三厩ですが、竜飛に行くこともありますし、平舘の場合もあります。

それぞれのエリアで中層の反応の出方に特徴があると感じています。

また、少しでも季節が進めば、魚探反応の出方も変わってきます。

そこらへんも考慮しながら、魚探反応を伝えていきたいと思います。

あ、活性が最悪で、仕掛けを降ろすと魚が散って魚探反応が出ないとき・・・・。

泣きたい気持ちをこらえながらやっているので、察していただければ幸いです。(笑)



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