ウスメバル、そして真鯛

【2015.6.3】

　今回のメインターゲットは『ウスメバル』！

データがある過去8年間で、今年の1月と3月は例年にない豊漁だった。

しかし、例年最も漁獲高が多いのは5月と6月。

真鯛が不調なので、生き残りを賭けて、ウスメバルのポイント開拓をしてみようと思った。



3時50分頃、一人で出船。

あれ、潮がいいんじゃね？

っていうことで、まずはラン&ガンで真鯛のチェックをしていった。

バイトが数回あったもののヒットまでは至らず・・・・。

う～ん、何が足りなんだろう・・・・。

釣れてもよさそうな気がしたので、ついつい2時間ほどやってしまった。

この間運良くヒットしたのはヒラメ(57㎝)だけだった。





さて、いよいよ本命のウスメバルだ！

この時期にやったことがないのでポイントは知らない。

とりあえず2月に見つけた竜飛の地形の変化のあるところを目指した。

到着すると、いるわいるわ漁船が。

これでこの周辺がウスメバルのエリアだということがわかった。



この日は東からの風。

三厩の前沖ならべた凪だが、竜飛まで来ればそこそこ波がある。

ちょっと怖かったが、まだ大丈夫だろうと、

ピンポイントには漁船が多かったので、小心者の成栄丸はそこからずれたところから開始した。(笑)



魚探反応が出ていたわけではないが、流す度に釣れた。1匹とか2匹とか。(笑)

どうやら潮は緩い、竜飛にしては。

3時間くらいはやったかな？

途中から明らかに潮が速くなってきた。

潮の流れと風が逆なので、風の強さが変わらなくても波が高くなってきた。

ここで、さらに潮が速くなったり、風が強くなったりしたら危険なので、

尻尾を巻いてとっとと退散することにした。

釣果は、ちょっとさびしいウスメバル×16、小型のマゾイ、ロウソクホッケだった。



高くなった波をちょっとビビりながら乗り越え、帯島からのラインを過ぎれば予想通り波はほぼない。

1月に良い思いをさせてもらったポイントの周辺を再び流してみた。

で、こちらでは良型のウスメバルを3匹追加。

もっとやりたかったが、潮の流れ方が変わり、ボトムを取れなくなったのでやむなくやめることにした・・・・。



で、昼前には三厩に戻ってきた。

潮自体は良いほうの潮だと思ったので、真鯛をねらうことにした。

潮の流れ方はメッチャ釣り辛い・・・・。

それでも、いまのこの流れ方なら数時間後には良い流れになるはずなので、

そのときが来るまで潮待ちをしながら粘ることにした。



魚探反応はかなり出た。

真鯛なのか？

アブラツノザメじゃないよな～？

変化の仕方は真鯛だと思うけど・・・・、とちょっと不安もあったが、

真鯛(39㎝)をキャッチした時点で、魚探反応は真鯛だと確信した！



5回目の流しから明らかに潮の流れ方が変わってきた。

この間バイトが数回あるもののヒットまでは至らず・・・・。

活性が上がるにはもう少し・・・・という感じだった。



で、6回目の流し。

それまで東から吹いていた風が南に変わった。

あれ、こんな予報だったっけ？

その南の風が止んだと思ったら、北のほうから波を立てて風が来るのがわかった。

その風が船まで到達し、やばいかな～って思ってたところでヒット！(笑)

真鯛(42㎝)をキャッチした！



この時点で本日の釣りは終了。

真鯛の活性が上がることが期待できたので、あと1時間くらいはやりたかったけど・・・・。

平舘の真鯛が復調しているみたいだし、三厩の真鯛も良くなるといいな～。

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