苦節2か月半・・・・ [マグロ]
いや~、例年通りと言えばその通りなんですが、すっかりブログの更新が滞ってしまいました・・・・。
ま、「精神的な病」と思ってください。(笑)
せっかく遊漁でご乗船いただいても画像を撮らないでしまうことがほとんどです。
人気遊漁船「鯛将さん」を見習え!っていうところですね。(笑)
ほんの少しですが、デジカメからPCに取り込んだので掲載しておきます。
7月12日、厳しくて厳しい状況の中、松本さんがキャッチした真鯛(56㎝)。
この画像をすぐに載せておけば仲間内で盛り上がれたのに、ホントに申し訳ありませんでした。<(_ _)>
7月19日、2回目の乗船のナガタさんが朝一に良型真鯛(63㎝)をキャッチ!
この日も厳しい状況だったけど、小野さんがヒラメ(56㎝)をキャッチし、かなり安堵させてもらいました。
画像はこれでおしまい・・・・。
この間ご乗船いただいた皆さん、ごめんなさい・・・・。<(_ _)>
さて、話は変わりますが、現在成栄丸では遊漁をおこなっておりませんが、その理由です。
一言で言えば、船のエンジンの不調・・・・。
業者に見てもらい、考えられる対応をしていたけど功を奏さず・・・・。
状況が徐々に悪化してきてようやく原因がわかり、9/8~9/9の2日間でエンジンをバラし部品を交換しました。
9/10~9/12は出船ができず、9/13に直っていることを確認できました。
しかし、今度は違う不調が判明・・・・。
これの症状も出ていたけど、前述の不調のため後回しになっていました・・・・。
これの修理にしばらく時間がかかりそうです・・・・・。
それでも騙し騙し漁には出ています。
低速運転が余儀なくされ、移動のために時間が半端ないけど我慢しながら・・・・。
現在のメインはマグロ。
成栄丸は曳き釣りで、エサはサバを使っています。
なので、夜に出船し、サバが寄ってくるまでマイカをねらい、サバを確認できたらサバを確保しています。
9/14はサバが3匹しか釣れず、そのうちに1匹目はペラに絡まり残り2匹でマグロねらい・・・・。
翌9/15も5匹のうち3匹は死んでしまい、残り2匹でマグロをねらうという泣きたい状況でした。(笑)
ちなみに、マグロねらいでは8~10匹のサバを確保するようにしています。
ま、そんなに必要ないけど、念のためということで。
なので、活性の高い群れが寄ってくればいくらでも釣れるという感じですが、
必要数が確保できた時点でサバ釣りは終了しています。
で、本題のマグロねらいですが、苦節2か月半、ようやくキャッチできました!
昨年は9月からの初挑戦でしたが、6月下旬から行き始め、いろいろ知ることができました。
初ヒットは7/28。
何回かマグロを追いかけたけど、水深80mほどで出ているラインは250m以上。
で、ラインの角度はほぼ真下でどう対応すればいいかわからないまま、
短くなっていたラインが全部もっていかれてしまいました・・・・。
竜飛の速すぎる潮をイメージできなかったことが敗因でした・・・・。
2回目のヒットは9/6。
そんなに大きな個体ではない感じで残り38mまで寄せたけど、強めの風を意識するあまり、
余計な操船をしてすっぽ抜けてしまいました・・・・。
3回目のヒットは9/13。
潮が速くないエリアで風もない。落ち着いてやりとりできました。
見えてきた魚体は40㎏くらいかな?
比較的簡単に寄ってきたので、モリを打った後時間がかかってしまった。
数メートル潜ったマグロをモリのロープで引っ張って寄せ、カギを打つこと数回。
その都度マグロが暴れて数メートル潜っていきます。
ぼちぼち弱っているだろうとボンブ(ウィンチ)で準備し、モリのロープを引っ張っていると、
な・な・なんと、あと1~2mのところでモリがすっぽ抜け・・・・。
マグロは静かに沈んでいきました・・・・。(涙)
そして、4回目のヒットは9/17。
アタリが小さく10㎏くらいか?と思ったものの、走り始めてからはまあまあの感じでした。
前回は水面まで上げるのは容易だったけど、今回はモリを打てるところまで苦労しました。
残り5mからが長かった~。
電気ショッカーがあれば楽勝なんだけど、無いものは仕方がない。
船の下をゆっくり回るマグロ。
船底にラインを引っかけられないように慎重に少しずつ寄せた。
ようやく海面に出てもすぐに数メートル潜られ、これを数回繰り返した。
同船者がいればすぐにモリを打てるタイミングがあるんだけど、一人だとなかなか難しい。
それでもなんとかかんとかモリを打つことに成功!
寄せるのに時間がかかった分、マグロが弱っていてモリを打った後は前回のような苦労はなかった。
で、キャッチしたのは38㎏のマグロ。(※エラと内臓は処理済)
苦節2か月半、長かった~というのが正直な感想です。
ようやく2匹目をねらえます。
2匹目は1匹目がないとねらえないですからね。
収入が乏しくすでに破たん状態の成栄丸ですが、これを機会に盛り返していきたいと思います。
ま、「精神的な病」と思ってください。(笑)
せっかく遊漁でご乗船いただいても画像を撮らないでしまうことがほとんどです。
人気遊漁船「鯛将さん」を見習え!っていうところですね。(笑)
ほんの少しですが、デジカメからPCに取り込んだので掲載しておきます。
7月12日、厳しくて厳しい状況の中、松本さんがキャッチした真鯛(56㎝)。
この画像をすぐに載せておけば仲間内で盛り上がれたのに、ホントに申し訳ありませんでした。<(_ _)>
7月19日、2回目の乗船のナガタさんが朝一に良型真鯛(63㎝)をキャッチ!
この日も厳しい状況だったけど、小野さんがヒラメ(56㎝)をキャッチし、かなり安堵させてもらいました。
画像はこれでおしまい・・・・。
この間ご乗船いただいた皆さん、ごめんなさい・・・・。<(_ _)>
さて、話は変わりますが、現在成栄丸では遊漁をおこなっておりませんが、その理由です。
一言で言えば、船のエンジンの不調・・・・。
業者に見てもらい、考えられる対応をしていたけど功を奏さず・・・・。
状況が徐々に悪化してきてようやく原因がわかり、9/8~9/9の2日間でエンジンをバラし部品を交換しました。
9/10~9/12は出船ができず、9/13に直っていることを確認できました。
しかし、今度は違う不調が判明・・・・。
これの症状も出ていたけど、前述の不調のため後回しになっていました・・・・。
これの修理にしばらく時間がかかりそうです・・・・・。
それでも騙し騙し漁には出ています。
低速運転が余儀なくされ、移動のために時間が半端ないけど我慢しながら・・・・。
現在のメインはマグロ。
成栄丸は曳き釣りで、エサはサバを使っています。
なので、夜に出船し、サバが寄ってくるまでマイカをねらい、サバを確認できたらサバを確保しています。
9/14はサバが3匹しか釣れず、そのうちに1匹目はペラに絡まり残り2匹でマグロねらい・・・・。
翌9/15も5匹のうち3匹は死んでしまい、残り2匹でマグロをねらうという泣きたい状況でした。(笑)
ちなみに、マグロねらいでは8~10匹のサバを確保するようにしています。
ま、そんなに必要ないけど、念のためということで。
なので、活性の高い群れが寄ってくればいくらでも釣れるという感じですが、
必要数が確保できた時点でサバ釣りは終了しています。
で、本題のマグロねらいですが、苦節2か月半、ようやくキャッチできました!
昨年は9月からの初挑戦でしたが、6月下旬から行き始め、いろいろ知ることができました。
初ヒットは7/28。
何回かマグロを追いかけたけど、水深80mほどで出ているラインは250m以上。
で、ラインの角度はほぼ真下でどう対応すればいいかわからないまま、
短くなっていたラインが全部もっていかれてしまいました・・・・。
竜飛の速すぎる潮をイメージできなかったことが敗因でした・・・・。
2回目のヒットは9/6。
そんなに大きな個体ではない感じで残り38mまで寄せたけど、強めの風を意識するあまり、
余計な操船をしてすっぽ抜けてしまいました・・・・。
3回目のヒットは9/13。
潮が速くないエリアで風もない。落ち着いてやりとりできました。
見えてきた魚体は40㎏くらいかな?
比較的簡単に寄ってきたので、モリを打った後時間がかかってしまった。
数メートル潜ったマグロをモリのロープで引っ張って寄せ、カギを打つこと数回。
その都度マグロが暴れて数メートル潜っていきます。
ぼちぼち弱っているだろうとボンブ(ウィンチ)で準備し、モリのロープを引っ張っていると、
な・な・なんと、あと1~2mのところでモリがすっぽ抜け・・・・。
マグロは静かに沈んでいきました・・・・。(涙)
そして、4回目のヒットは9/17。
アタリが小さく10㎏くらいか?と思ったものの、走り始めてからはまあまあの感じでした。
前回は水面まで上げるのは容易だったけど、今回はモリを打てるところまで苦労しました。
残り5mからが長かった~。
電気ショッカーがあれば楽勝なんだけど、無いものは仕方がない。
船の下をゆっくり回るマグロ。
船底にラインを引っかけられないように慎重に少しずつ寄せた。
ようやく海面に出てもすぐに数メートル潜られ、これを数回繰り返した。
同船者がいればすぐにモリを打てるタイミングがあるんだけど、一人だとなかなか難しい。
それでもなんとかかんとかモリを打つことに成功!
寄せるのに時間がかかった分、マグロが弱っていてモリを打った後は前回のような苦労はなかった。
で、キャッチしたのは38㎏のマグロ。(※エラと内臓は処理済)
苦節2か月半、長かった~というのが正直な感想です。
ようやく2匹目をねらえます。
2匹目は1匹目がないとねらえないですからね。
収入が乏しくすでに破たん状態の成栄丸ですが、これを機会に盛り返していきたいと思います。
やりましたね!
1人ですべてを行うマグロ釣り、想像するだけで大変そうですがキャッチした時の達成感は何にも変えられませんね。
by JYO (2015-09-19 13:35)
>JYOさん
ありがとうございます!
今回のヒットでわかったことは、マグロも個体差が大きいということ。
そして、電気ショッカーの必要性を痛感しています。
漁としては小型の38㎏であれだけ苦労しましたが、もっとデカイのがヒットしたら・・・・と考えると限界を感じます。なんとかしなければ!
もっと値段が良い時期に大型で一攫千金を夢見ていますので。(笑)
あ、キャッチした翌日から両足の腿の裏が原因不明の筋肉痛です。(笑)
by tomy (2015-09-20 00:38)
いや~ すごいね! おめでとう!
昨日、たまたまマグロの銛の話をしていて
いろいろあるみたいだけど、関係ないからよく聞かなかった。
と、智と話していました。
掛けるだけでなく、取り込みまでの道具も重要ですね。
そして漁師は揚げた後の処理も必要なんですね。
by かれい人 (2015-09-20 23:14)
>かれい人さん
ありがとうございます!
おっしゃる通り、マグロでは3つの段階があると思っています。
ひとつはヒットさせること。
何人かの漁師さんたちも「マグロは運だ」と言い、私もそう思います。
でも、「運だ!」と言えるのは、潮や状況を判断し、やるべきことをやった上でのことだと思えるようになりました。
ここ最近は、すぐ近くの船のヒットを見ることが少なくないので、エリアのチョイスなどやるべきとこができているつもりでいます。
もうひとつはやりとり。
他の漁船と違って巻き上げ機と電気ショッカーがない成栄丸、そして遊漁船とは違って同船者のいない成栄丸は独自のやり方が必要になります。
一昨日(9/21)今季2本目の38.5㎏をキャッチできましたが、やりとりはほぼパーファクトだったと自画自賛です。(笑)
最後のひとつは船上処理。
これをやったかやらないかで単価が変わってくるみたいです。
船上処理をした物にはシールが貼られますので。
時間がかかりすぎ、まだまだ未熟で、課題だらけの部分です。
by tomy (2015-09-23 01:23)