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潮の仮説と考察 [真鯛]

【2015.5.30】

 まず最初に・・・・。

例年通り真鯛に大苦戦中の成栄丸・・・・。(笑)

簡単なときはいとも簡単に釣れる真鯛だが、活性が低いときはホントに厳しい展開を余儀なくされる。

その前は絶好調だったのに、ここ数日の平舘の遊漁船の苦戦からも明らかなことだと思う。

では、なぜ釣れなくなるのか?

自分なりに考え、仮説を立て、実釣・考察を続けて3年目かな?

おそらくこうだろうと考えていることがあり、そのためのチェック項目がいくつかある。

詳細については書かない。

難しい話になってしまうだろうし、企業秘密でもあるから。(笑)

ちなみに、5/20~5/29まで7回出漁したが、最初はもちろん真鯛をねらったものの、

チェックの結果、入れ食いはないと判断し、オニカサゴもねらったわけである。



【午前】

 6名のお客様とともに3時40分頃に出船。

前日の午後の潮の様子、そして最初のチェックの結果から期待感はあった。

しかし、ポイントに近づくにつれ期待は不安に変わっていった。

ポイントの手前で良さ気な魚探反応があったので攻めてみたがバイトのみ・・・・。

潮の流れ方が確認できたので、魚探反応があるポイントから流してみてもダメだった・・・・。

この間のいくつかのチェックの結果から入れ食いはないと判断した。

少しでも可能性がありそうなのは・・・・?

潮の流れから、いつもと同じ行動をしても状況は悪くなるだけと思い、逆方向のポイントを目指した。

その手前で、青物が海面近くにいるのが確認できたので、その周辺を流してみた。

と、間もなく金澤さんにヒット!

その重量感から真鯛の可能性があったが、ロッドティップの様子からアイツの可能性のほうが大きい。

平舘でも豊漁のようだし。(笑)

ということで、船上に上がったのは残念ながら特大のアブラツノザメだった・・・・。

さらにもう1匹アブラツノザメが釣れた時点で移動することにした。



さて困った・・・・。

真鯛に関してはかなり厳しい状況であるのは明らか。

たまたま活性がある個体がいてヒットする可能性に賭けなければならないだろう。

おそらくワンチャンスがあるかないか・・・・。

幸いなことに今回は5名のお客様がエサを持ってきていたので、

皆さんの了解を得て、オニカサゴもねらえるエリアも流してみた。

しばらくして松の字さんにヒット!

だれもはうらやむ良型のオニカサゴをキャッチした!

松の字さん2015.05.30.jpg


もう一度流したけど残念ながら不発・・・・。

オニカサゴがいることはいるけど魚影が薄く、その理由も想像がつくので大きく移動することにした。



真鯛が第一本命であるが、オニカサゴと青物を第二本命と考えながら、

そして竜飛を意識しながらエリアの様子をチェックしていった。

案の定、潮が良ければ濃厚な魚探反応が出るポイントはお魚が留守状態・・・・。

けっこう長い距離を走ってしまったので、良さ気な魚探反応が出たところで再開した。

ここで釣れたのはマゾイとクロメバルだったかな?

ここでの潮の流れ方、その次の潮の流れ方の違いから竜飛は厳しそうだと思った。

しばらくして気づくと、清栄丸さんとHANAMARUⅡさんも近くにいるではないか!

話を聞いていないからわからないけど、たぶん竜飛から戻ってきたのだろう、状況が芳しくなくて・・・・

と予想し、この時点で竜飛に行くことを選択肢から外した。



このエリアの地形の変化の大きいところを流してみた。

期待していた真鯛とオニカサゴはダメだったが、狩野さんワラサ(66㎝)をキャッチ!

狩野さん(ワラサ66㎝)2015.05.30.jpg


しばらくしてから、沢木さんワラサ(61㎝)をキャッチし、安堵させてもらった。

沢木さん(ワラサ61㎝)2015.05.30.jpg



最終的な結果は、オニカサゴワラサ×2(66~61㎝)

アイナメ、マゾイ×9、クロメバル、イナダ、ミズクサ×3、アブラツノザメ×2、カジカ×3でした。



【午後】

 午前の様子から「状況はかなり厳しいですよ」と2名のお客様に話した上で、11時45分頃出船した。

潮の流れ方が変わるのはわかっていたので、午前にアブラツノザメが釣れたほうのポイントを目指した。

走っている最中、自分の目を疑った。

チェック項目のひとつが「良いほうの潮」かもしれないと示していたので!

午前の最後のエリアと今走っているエリアはそんなに離れているわけではない。

三厩港に戻ってきた時間と出ていった時間の差だって、せいぜい20分程度だ。

それなのにこんなに差があるなんて!

三厩の潮は複雑すぎて、ホントにわけがわからん状態だ!(笑)

でも、これは期待感が持てる想定外のこと。

真鯛が釣れる気満々で流し始めた。



しかし、期待に反して魚探反応は出ないしバイトすらない・・・・。

ま、潮の流れ方がいまいちで、そのうち活性が上がるだろうと思っていた。

けっこうな時間、浅いほうに流れていってダメだったので、水深を変えて入れ直し。

こちらでは魚探反応が出たが、真鯛の活性を感じなかったので、試しに深いほうに移動してみた。



中層や上層にときおり魚探反応が出て、若干の可能性を感じていた。

そして、上層にまあまあな反応が出ているとき、その反応にビンゴでジグを通すことができていた。

で、ヒット!

その手ごたえはまさしく真鯛!

それもデカい!

超久々のヒットに顔がにやけていたかもしれない。(笑)

そのせいだったからなのかな~、すっぽ抜けたのは・・・・。

いや、すっぽ抜けたのではなく切られていた・・・・。

自作のテールフックはPE10号で輪っかを作っているので、PE10号が2本分。

引っ張りで切れるわけない部分が、潰れるように切れていたのでちょうど歯が当たっていたのだろう。

初めての経験で、あまりにもアンラッキーだったとしか言えないだろう。

日頃の行いとは無関係と思いたいものだ。(笑)



かなりの距離を流したが終盤は魚探反応もいまいち・・・・。

で、このストロングパターンの潮の流れ方のときに、例年なら入れ食いが約束されるエリアを流してみた。

しかし・・・・。

何回か流してみたが、真鯛と思われるヒットが1回、青物かもしれないヒットが1回だけだった・・・・。

あ、この2回ともすっぽ抜けでキャッチならず・・・・。(涙)

表層の流れ方と下の流れ方が同調していなくてメッチャ釣り辛かったことを差し引いても、

なんらかの要因が真鯛の活性を上げきれないのだろうと思う。

一応、仮説を立てているので、今後も考察を続けていくつもりだ。



このエリアを見切り、試したもう一カ所も見切り、残りわずかな時間を再び深場に賭けることにした。

ミズクサとマゾイを除けば、ここまでノーヒットのお客様2名だったが、ここからは船上が盛り上がった!

まずは中層と上層に濃厚に出る魚探反応にtomyが盛り上がる。(笑)

そして、tomyにヒットして盛り上がる。

しかし、かなりの重量感にも関わらず、その手ごたえにテンションは下がる・・・・。(笑)

船上に上がったのがアブラツノザメだったので。

ほぼ同時にヒットしたタカさんも大型魚とのやりとりを楽しんだ。(笑)



このアブラツノザメの群れから逃げるように数百メートル移動して再開。

アブラツノザメ初体験の松本さんにもヒットし、タカさんとtomyで盛り上がった。(笑)



さらに水深を変えて移動。

しかし、アブラツノザメの呪縛からは逃れられず(笑)、タカさんとtomyがキャッチした時点で終了とした。

釣れない時間が長かったから、アブラツノザメの入れ食いの時間は楽しかったといえば楽しかった。(笑)



最終的な結果は、マゾイ×2、ミズクサ、アブラツノザメ×5でした。


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