成栄丸のオニカサゴの遊漁 [成栄丸]
【成栄丸のオニカサゴの遊漁について】
大きく2つの観点から考えたので、まずはその観点から書かせていただきます。
『オニカサゴは群れでいる』と言われるし、私自身もそう思っていました。
しかし、9.4にオニカサゴが釣れた際、『群れ』っていうのは違うのではないかと感じました。
たしかにオニカサゴは狭いエリアで連発することが多々あります。
でも、群れで行動しているわけではないと思うようになりました。
例えれば、夜のきらびやかなネオンに誘われて、あるお店に10名のお客さんがいたとします。(笑)
さて、このお客さん10名は団体客なのか個々に入ったのか?ということです。
団体客なら帰るときはお店から一斉にいなくなってしまいますが、
個々に入っていれば一人減り二人減り・・・・ってなりますよね?
話をオニカサゴに戻すと、オニカサゴの場合、個々に入ったという後者と同じなんじゃないかと思います。
オニカサゴにとっての「きらびやかなネオン」は『地形』。
オニカサゴは、水温やベイト、そして産卵行動等により、
好む地形に個々についたり移動したりするのではないかと思い始めています。
成栄丸は、漁業と遊漁船業の2つで生計を立てています。
漁業で得た情報を遊漁にフィードバックし、遊漁の情報を漁業にフィードバックしてきました。
真鯛の場合はこれは効果が期待できますが、オニカサゴでは大きな問題があります。
すでにお気づきかもしれませんが、オニカサゴのポイントにお客様を案内する時点で、
すでに私がけっこうな数のオニカサゴを釣ってしまっているということです。
そして、そのポイントでお客様が釣れば、そのポイントのオニカサゴは確実に少なくなっていきます。
オニカサゴのポイントを見つけるために、かなりの時間ノーバイトのまま流されることがほとんどですから、
これをお客様に強いるわけにはいきません。
オニカサゴが「好む地形に集まる魚」ならば、好む地形以外にはいないことになり、
そこを流すのは時間の無駄と考えます。
また、遊漁船業だけならお客様のために魚を残しておくことができますが、
毎日ある程度の水揚げがないと生活できませんから、その加減も難しいところです。
う~ん、まだ言葉が足りないとは思いますが・・・・。
成栄丸のオニカサゴの遊漁では数釣りは期待できないと思われます。
なので、オニカサゴの遊漁を辞めようかとも考えました・・・・。
でも、「オニカサゴがいた場所」≒「オニカサゴが好む地形の場所」には案内できますし、
それでもいいよという方がいらっしゃるかもしれませんので、
今後は成栄丸が若干のリスクを背負う形で、次のようにさせていただきたいと思います。
〇成栄丸にとって、オニカサゴのノルマは『乗船人数×3匹』
ただし、小型でリリースしたものは含みません。
〇ノルマを達成できなかったとき、乗船料金は一律4000円とする。
いかがでしょうか?
なお、乗船人数が少ないとき、そして操船が難しくないときは、私tomyも釣りをさせていただきます。
オニカサゴって目の前にエサがくれば食うだろうと安易に考えていましたが、
そのときの活性で誘い方がキモになるときも少なくありません。
自分で釣ってノルマを達成したいと思います。(笑)
【追記】
9月22日までのご予約以外、オニカサゴの遊漁を当面控えさせていただきます。<(_ _)>
大きく2つの観点から考えたので、まずはその観点から書かせていただきます。
『オニカサゴは群れでいる』と言われるし、私自身もそう思っていました。
しかし、9.4にオニカサゴが釣れた際、『群れ』っていうのは違うのではないかと感じました。
たしかにオニカサゴは狭いエリアで連発することが多々あります。
でも、群れで行動しているわけではないと思うようになりました。
例えれば、夜のきらびやかなネオンに誘われて、あるお店に10名のお客さんがいたとします。(笑)
さて、このお客さん10名は団体客なのか個々に入ったのか?ということです。
団体客なら帰るときはお店から一斉にいなくなってしまいますが、
個々に入っていれば一人減り二人減り・・・・ってなりますよね?
話をオニカサゴに戻すと、オニカサゴの場合、個々に入ったという後者と同じなんじゃないかと思います。
オニカサゴにとっての「きらびやかなネオン」は『地形』。
オニカサゴは、水温やベイト、そして産卵行動等により、
好む地形に個々についたり移動したりするのではないかと思い始めています。
成栄丸は、漁業と遊漁船業の2つで生計を立てています。
漁業で得た情報を遊漁にフィードバックし、遊漁の情報を漁業にフィードバックしてきました。
真鯛の場合はこれは効果が期待できますが、オニカサゴでは大きな問題があります。
すでにお気づきかもしれませんが、オニカサゴのポイントにお客様を案内する時点で、
すでに私がけっこうな数のオニカサゴを釣ってしまっているということです。
そして、そのポイントでお客様が釣れば、そのポイントのオニカサゴは確実に少なくなっていきます。
オニカサゴのポイントを見つけるために、かなりの時間ノーバイトのまま流されることがほとんどですから、
これをお客様に強いるわけにはいきません。
オニカサゴが「好む地形に集まる魚」ならば、好む地形以外にはいないことになり、
そこを流すのは時間の無駄と考えます。
また、遊漁船業だけならお客様のために魚を残しておくことができますが、
毎日ある程度の水揚げがないと生活できませんから、その加減も難しいところです。
う~ん、まだ言葉が足りないとは思いますが・・・・。
成栄丸のオニカサゴの遊漁では数釣りは期待できないと思われます。
なので、オニカサゴの遊漁を辞めようかとも考えました・・・・。
でも、「オニカサゴがいた場所」≒「オニカサゴが好む地形の場所」には案内できますし、
それでもいいよという方がいらっしゃるかもしれませんので、
今後は成栄丸が若干のリスクを背負う形で、次のようにさせていただきたいと思います。
〇成栄丸にとって、オニカサゴのノルマは『乗船人数×3匹』
ただし、小型でリリースしたものは含みません。
〇ノルマを達成できなかったとき、乗船料金は一律4000円とする。
いかがでしょうか?
なお、乗船人数が少ないとき、そして操船が難しくないときは、私tomyも釣りをさせていただきます。
オニカサゴって目の前にエサがくれば食うだろうと安易に考えていましたが、
そのときの活性で誘い方がキモになるときも少なくありません。
自分で釣ってノルマを達成したいと思います。(笑)
【追記】
9月22日までのご予約以外、オニカサゴの遊漁を当面控えさせていただきます。<(_ _)>
自分なら、ネオン街に行ったら、最初は団体行動!
時間が経つにつれて・・・単独行動・・・この先は、自分の口からは言えません。笑
by 隊長! (2012-09-05 21:30)
tomyさんならそんな考えになるんじゃないかと想像してました。
資源保存は重要なテーマです。
何度かお話したように、私はオニカサゴを良い時期(やる人が少ない時期)にやっていた一人だと思っています。
下手な私でもツ抜けは簡単でした。でも上手な人は30、40と釣っていました。
文献によると、オニカサゴ(イズカサゴ)は40cmで40歳だそうです。
3~4年で20cmくらいまで育ちますが、その後はなかなか育たない。以前私は、自分より年上のオニカサゴを釣っていたようです。
でも、私もオニカサゴ狙いはやめられない、そうであれば数が制限できればいいんじゃないかと思います。
隣近所に配る分まで釣る魚じゃないと思うんですよ。
偉い事を言える立場じゃないですが、制限するのは賛成です。
by しろと (2012-09-05 22:29)
>隊長!さん
その先は、次の乗船時にでもぜひ!(笑)
>しろとさん
え~っと、今回の話は数を制限するということではありません。
やはり伝わりづらかったですね・・・・。
お客様は何匹釣ってもOKですし、私もたくさん釣りたいです。
でも、私が案内するポイントは、すでに私が釣っていて残っているオニカサゴは少なくなっていますよ、だから数釣りは難しいですよ、という話です。
もしかしたら、この間まではいたけど、今は釣り切ってしまいオニカサゴがいないというポイントに案内してしまうかもしれません。
そんな可能性もあるので、そうなってしまったときは乗船料金を下げさせてもらい、それで勘弁してほしいという話です。
資源保護はとても大切な観点です。
でも、正直言って、真鯛が不漁だった今年の状況ではそこまで考える余裕がありませんし、生計が立てられそうにもありません・・・・。
なんとか今年を乗り切って、資源保護については来年以降考えていくつもりです。
by tomy (2012-09-06 06:13)
釣りに出かけたら釣果を期待するのは当たり前ですが釣れないのもまた釣りの醍醐味(?)なんじゃないかと思います
釣れないのは魚がいないだけでなく、その日の様々な要因が重なってのこと、それら要因を解決し釣果につなげる自分の力量が1番重要なのでは?
『今日は何故釣れなったのか?次回はこうしてみよう』 なんて考えるのも釣りの楽しみじゃないかな?と思います
『釣れないのは船長のせいだ』 なんて思う釣り師は成栄丸のお客さんにはいないと思いますよ (^^)
乗船料金は下げなくてもいいと思いますが・・・
by joe (2012-09-06 09:47)
な~るほど、酔っ払って読んでたので勘違い。失礼しました。
ただ、私の基本スタンスは、無用の数釣りはしない。(そうでもないときもありますが....)
意図を理解したので、改めて。
joeさんの言うとおり、乗船料金を下げなくてもいいと思います。
遊魚なんですから、釣れても釣れなくても、出船してサービスをうけたのですから、お客は代金を支払うべき。私も、遊魚で何度かボウズがありますが、ちゃんと料金は払っています。
どうしても気がすまないというのなら、少しでいいので次回割引券を渡すとかいかがですか。ポイントカードでもいいですよ(笑)
by しろと (2012-09-06 21:10)
>joeさん
コメント、ありがとうございます。
数年前まで私も遊漁船に乗る立場の人間でしたから、おっしゃってることはその通りだと思います。
ただ、ここずっとオニカサゴをねらっていて、オニカサゴについて自分なりに考え、他のターゲットと違う部分があると感じています。
よって、今回のような形をとろうと思ったわけです。
この形でやることによって、私自身に今まで以上の緊張感が出てくると思いますので、それを楽しんでいこうとも思っています。(笑)
>しろとさん
割引券やポイントカードも一案ですね。
でも、私はそういうことをマメにできる人間ではないんですよ。
かなりの面倒くさがり屋なので。(笑)
当面乗船料金を下げるという形でやってみて、また考えてみたいと思います。
by tomy (2012-09-07 03:35)
お疲れさまです。
オイラはヘボな釣りオヤジなので、期待通りの釣果が得られない事が常です。
だけど・・貧果を「船頭さん」の所為にする事も、乗り合わせた他の方々の素行への不満に転嫁する事も無い積もりです!
正しくjoeさんが言う通り、今日の釣果をあれこれと検証?し、次回の釣行時の作戦を模索する事も「釣りの楽しみ」ではないでしょうか?
船頭さんは「釣らせる事」が仕事のように思われているのかも知れませんが?
本来は、「釣れると思われる場所」に釣り人を案内する事で、
充分!仕事は果たしておられるとオイラは思いますが・・!!
by 一世 (2012-09-07 12:27)
>一世さん
お久しぶりです!そして、コメントをありがとうございます!
一世さん、joeさんがおっしゃることは本当にその通りだと思います。
でも、オニカサゴの釣りって特殊だと思い始めていましたし、今日の釣行でも改めて感じてきました。
具体的に書こうかと思いましたが、他への影響があるかもしれないのでここでは書きません・・・・。
今回の形には「釣りの楽しみ」という部分が残っています。
それは「一人当たり3匹」ではなく「乗船人数×3匹」にした点です。
例えば、私も含めた3名のとき、
Aさん:3匹、Bさん:3匹、私:3匹でノルマ達成ですが、
Aさん:1匹、Bさん:1匹、私:7匹でもノルマ達成です。(笑)
オニカサゴはけっこう釣果の差が出やすいターゲットかもしれないので、「釣りの楽しみ」という点では十分に楽しめる魚かもしれません。(笑)
by tomy (2012-09-07 19:46)