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ここまでの真鯛ねらい その4 [真鯛]

【2020.4.25】

 1週間ぶりの出船。

新型コロナの影響と早上がりが確定したような予報もありキャンセルがあったが、

1名のお客様とともに出船した。

目指したポイントで魚探反応を見つけられなかったが、

少しずれたところで濃厚な反応を発見!そこから開始した。


前日荒天の中出船した船が爆釣だった情報があったので、

真鯛の活性が高いことを期待していたが、

ヒットするだろうレンジでもショートバイトすら出ない・・・・。

ま、いつもの三厩だ。(笑)


そうこうしているうちにフォール中のtomyのジグにヒット!

おそらく真鯛ではないが、重量感は大型確定!

でも、今年6回目のラインブレイク・・・・。

いや~、何が悪いのかがわからん・・・・。(涙)


で、少ししたら魚探反応の少し上のレンジで黒沢さんにヒット!

ご本人にとって今年初となる良型の真鯛(64㎝)をキャッチした!


またまた少しして、やはり魚探反応の少し上のレンジでtomyにヒット!

真鯛でなかったのは残念だったが、大型のスズキ(80㎝)をキャッチした!


この後は魚探反応の出が悪くなり、時間だけが過ぎていく・・・・。

開始からすでに2時間以上が経過し、まったりタイムに突入していった・・・・。


ここまでの様子で、1週間前と明らかに違うことを感じていた。

それは中層に反応があることだ。

期待感の薄いまったりタイムではあるが、

その中層の反応に運良く出会えることを願うとともに、

仮説のパターンにも期待して船を入れ直した。


しばらく流れていると、期待通りにtomyにヒット!

まさしく仮説のパターンだ!

キャッチしたのは大型の真鯛(72㎝)

仮説のパターンを証明できたtomyの鼻は少し高くなっていたのかもしれない。(笑)


しばらく時間が流れた。

わずかな魚探反応が出て、その映り方は仮説のパターンが期待できそうだった。

と、黒沢さんにヒット!

ヒットレンジを聞くと、まさしく仮説のパターンのレンジ!

で、真鯛(57㎝)をキャッチ!

仮説のパターンを実現してもらえたことがうれしかった!


いつもならここからしばらく時間だけが過ぎていくはずなのだが、

船上の二人の日頃の行いが良いのだろう(笑)、中層に濃厚な魚探反応が出てくれた!

ここまで何回か中層にも反応が出ていたはずで、すのすべてにスルーされていたが、

この反応は分厚く期待感があった!

ヒットレンジを意識し丁寧に攻めているとtomyにヒット!

間髪入れず黒沢さんにもヒット!

どちらも大型でヒットレンジからなかなか上がってこない。

う~ん、楽しすぎる!(笑)

真鯛の引きを十二分に堪能し、tomyが大型の真鯛(75㎝)をキャッチし、

黒沢さんも大型の真鯛(71㎝)をキャッチしたのであった!


この直後に、黒沢さんが仮説のパターンで良型の真鯛(60㎝)を追加!

まったりタイムのはずなのに、あまりまったりしていなかった。(笑)


この後は、釣果に関してはまったりタイム。

でも、ちょくちょく出る中層の反応を攻めたり、仮説のパターンを信じて攻め続けたので、

集中力を切らさずに釣れない真鯛釣りの時間を過ごせていたはずだ。

そんな二人にご褒美の時間が1度だけあった。

先ほどのダブルヒットから約1時間半後、またまた期待感十分の分厚い中層の反応が出た!

予想されるヒットレンジは先ほどより10mくらい上!

丁寧に粘っているとそのレンジでバイト!すかさず『技』を使いヒット!

う~ん、快感だ!(笑)

ヒットを伝えると、「こっちには来ない・・・・」って言っていたのに、

数秒後には黒沢さんにもヒット!

本日2回目のダブルヒットだ!

サイズはこの時期の三厩では小さいほうだが、それでも十分!

それぞれが真鯛(58㎝)真鯛(60㎝)をキャッチした!


最終的な結果は、真鯛×8(75~57㎝)、スズキ(80㎝)、ミズクサ、カナガシラだった。

黒沢さん(71㎝)2020.04.25.png

黒沢さん釣果2020.04.25.png

tomy釣果2020.04.25.png


【2020.4.27】

 2名のお客様とともに出船。

期待の朝一は・・・・、濃厚な魚探反応を攻めることができたけどカスリもせず・・・・。

活性のある真鯛に出会えなかった・・・・。


見つけた反応は沈んで消える状態が続いたので、

仮説のパターンを説明し、厳しい状況でも希望を持って続けてもらった。


6時40分頃、その希望があることを証明できた!

まさしく仮説通りのパターンでtomyにヒット!

中型ながら真鯛(55㎝)をキャッチできた!


とはいえ、厳しい状況が良くなったわけではないので、この後は沈黙の時間が続いた。

潮の流れ方が大きく変わったわけではないが、少しだけ変わってきた頃、

中層にも反応が出るようになってきた。

そのほとんどにスルーされたが、1度だけチャンスがあった。

その映り方から予想されるヒットレンジは伝えていたはず。

そしてそのレンジでのショートバイトから『技』を使い、tomyにヒット!

約3時間の苦行に耐え、真鯛(60㎝)をキャッチできた!

このヒットでスイッチが入りお客様にもヒットすることを期待したが、

そうならなかったのは残念だった・・・・。


そして最後の流し。

魚探反応はけっこう出ていたはず。

しかし、真鯛は喰ってこない・・・・。

時計を見ながらぼちぼち終了を告げようとしていたときだった。

ヒットレンジを予想し、ご本人曰く「ネチネチと」攻めていたにわたさんにヒット!

起死回生の真鯛(53㎝)をキャッチしたのであった!

にわたさん(53㎝)2020.04.27.png


最終的な結果は、真鯛×3(60~53㎝)、ウスメバル、クロメバル×2、

マゾイ×2、ミズクサ×2、カナガシラだった。


【2020.4.28】

 一人で出船。

いつものポイントの手前の魚探反応から開始した。

と、その流しで良型の真鯛(61㎝)をキャッチ!

今年は、成栄丸にとっては比較的深いほうを攻めることが多かったが、

少し浅いほうで釣れたので、この日はこちら側を重点的に調査してみることにした。


3~4回目の流しのとき、稲妻が光り、直後に音も鳴った。

これはまずいと思い、釣りを中断。とりあえず船室に避難し様子を見た。

この間、魚探反応は出ない。

幸いにもその後雷は鳴らなかったので、雨足が弱まった頃再開した。


どうやらポイントを外してしまったみたいだな~と思っていたが、

不意に中層でアタリがあり、すかさず『技』を使ってヒット!

良型の真鯛(63㎝)をキャッチできたのは運が良かった!

魚探反応が出ない中だったが、中層まで探っていた自分を褒めてあげたいと思った。(笑)


この後も魚探反応があるところから入れ直して攻めたが、期待通りにはならず・・・・。

運良く中層でのヒットで中型の真鯛(55㎝)を追加できたが、

仮説のパターンでショートバイトが2回のみ・・・・。

終始風が強かったし、潮が速くなって釣り辛くなってもいたので、10時頃終了した。


最終的な結果は、真鯛×3(63~55㎝)、アイナメ、マゾイだった。

tomy釣果2020.04.28.png



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ここまでの真鯛ねらい その3 [真鯛]

【2020.4.14】

 この日の予報は微妙だと思ったので、お客様と確認。

新型コロナのこともあり、結局キャンセルとなったので一人で出船した。

朝一の魚探反応は・・・・、よくは覚えていないが、悪くはなかったはず。

フッコ(スズキ)56㎝が釣れたし、可能性はあった。

しかし、終えてみれば真鯛は釣れず・・・・。

途中、ボトム付近でフォールでヒットした魚、明らかに真鯛ではないが、

それなりの重量がありスズキか?ヒラメか?と期待した魚を

残り10mくらいまで寄せたところでラインブレイクしてしまった・・・・。

これで今年4回目のラインブレイク・・・・。

すべてリーダーが切れたが、その切れ方が悪すぎる・・・・。

ということで、とっとと帰港し、リーダーやジグを買いに行くことにした。



【2020.4.17】

 1名のお客さんとともに出船。

リーダーは変えた。ジグも補充した。もちろん気合が入っていた!

最初に見つけた魚探反応はスルーされたが、そのまま流すと濃厚な魚探反応が再び出た。

何回も何回もジグを通すが、一向にヒットしない・・・・。

やっぱり三厩の真鯛は簡単にはいかないな~と思っていたら、tomyにヒット!

でも、またまたラインブレイク・・・・。

これはリーダーが切れたのではなく、PEとリーダーの結束部がやられたもの。

ロッドを変え、ドラグをゆるゆるにして再開した。

その直後くらいだったと思うが、千葉さんにヒット!

見事に良型の真鯛(60㎝)をキャッチした!


朝一はこの周辺を3回ほど流したかな?

tomyが真鯛(72㎝)、真鯛(61㎝)、真鯛(63㎝)をキャッチし、

千葉さんも真鯛(52㎝)を追加した!

ちなみに、ここまでのヒットは、今年の仮説のパターンではなく、

たくさん出る魚探反応の中で、たまたま活性のある群れに出会えたもの。運が良かった!


上々の出だしだったが、次に入れ直したら流れる角度が変わり緩くなってしまった・・・・。

あらら・・・、こりゃ~ダメかも・・・・と思ったが、

今年の仮説のパターンでtomyにヒット!

伝えたヒットレンジを通した千葉さんにもダブルヒット!

それぞれ真鯛(69㎝)真鯛(68㎝)をキャッチできたのであった!


この後はまったりタイム。

魚探反応も出なくなってしまったので、エリアを変えることにした。

しばらく彷徨った後、ようやくまあまあな魚探反応を見つけることができたところで再開。

結局、最後までここでやり通した。

まったりタイムなのだから真鯛の活性が高いはずはない。

潮は緩く、船はほとんど流れない・・・・。

期待感は薄かったものの、それでも粘っていると、

やっぱり仮説通りのレンジでtomyにヒットし、真鯛(64㎝)を追加!

この少し後に、やはり仮説通りのレンジで千葉さんにもアタリがあったが、

乗らなかったのが残念だった・・・・。


最終的な結果は、真鯛×8(72~52㎝)、マゾイ、ミズクサ×4だった。

千葉さん2020.04.17.png

真鯛2020.04.17.png

tomy(72㎝)2020.04.17.png

今年の三厩の真鯛の動きは、例年とは明らかに違うと感じている。

一番は中層を回遊する真鯛の反応がほとんどないこと。

確率は低くても、仮説を信じてやりきることが大切になるのかもしれない。



【2020.4.18】

 新型コロナの非常事態宣言が全国に拡大され、ご予約の皆さん全員がキャンセル・・・・。

ま、当然のことだと思うが、5艘以上は出ていた満席に近い遊漁船を見ると、

ちょっと寂しかった・・・・。


最初の魚探反応は、それはそれは素晴らしかった!

でも、やっぱり喰わね~!(笑)

潮は流れ、結構良い感じだったのに・・・・。

それでも入れ直してすぐにスズキ(79㎝)をキャッチ!

そのすぐ後に、真鯛(59㎝)もキャッチできた!


この真鯛は、今年の仮説のパターンではなく、ほんのわずかなショートバイトから

『技』を使ってヒットまで導いたもの!快感でした!(笑)


この後は全然ダメ・・・・。

前日最後に釣れたポイントに移動してみたが、魚探反応があることを確認できただけ・・・・。

せっかく一人なのだからと、違うエリアや鋳釜崎方面まで足を伸ばしてみたが魚探反応なし・・・・。

再び三厩に戻ったが、少し風が出てきた10時過ぎには終了することにした。



※その4に続く。

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ここまでの真鯛ねらい その2 [真鯛]

【2020.4.8】

 4名のお客様とともに出船。

定番エリアの魚探反応は・・・・、ない・ない・ない・・・・・。

地形の変化を頼りに、ブレイクの上か?下か?あっちの根の回りは?

深いほうは?と探すが見つけられない・・・・。

少し移動して、ようやく見つけた魚探反応は何事もなし・・・・。

再び戻りブレイクの下のピンポイントでマシな魚探反応を見つけ再開した。

で、この反応でにわたさん大型のスズキ(83㎝)をキャッチ!

にわたさん(83㎝)2020.04.08.png

これでいけるか!と思ったが、数回流したらすでに潮の流れが変わり、

根がかりのリスクが高くなり攻め切れなくなってしまったのは残念だった・・・・。


平舘の遊漁船でもすでに真鯛が釣れていたが、

それが鋳釜崎らしいという情報を得たので、そちら方面に移動することにした。

しかし、結局撃沈・・・・。

最終的な結果は、スズキ(83㎝)、アイナメ×2、マゾイ×2、ホッケ×5、

ミズクサ×8、ウッカリカサゴ、マフグだった。


【2020.4.9】

 記録を見ればこの日も出船しているが、記憶にはほとんど残っていない・・・・。

なんとなく覚えているのは、朝一の定番エリアがダメで、今年未調査の違うエリアに行ったこと。

でも、すぐに潮の流れが変わり、めっちゃ釣り辛くなり、7時頃には終了したこと。

なので、この日はなかったことにした。(笑)


【2020.4.10】

 この日は、エリアの手前でペラにロープが絡んだり、

期待感のある魚探反応を見つけてシーアンカーを入れるも開かず・・・・、

など、出だしからリズムが悪かった・・・・。

おまけに凪の予報なのに風・波があり、風向きもコロコロ変わり、

ねらった反応からずれ、納得のいく攻め方ができなかった・・・・。

で、時合いを逃したかどうかはわからないが、結局真鯛は釣れなかった・・・・。


あ、これを書いているうちに思い出した!

終盤だったが、集中力は半減し、歌を口ずさみながらジグを巻いていた。(笑)

で、フォールさせ魚探を見ると、なんと魚が数匹ジグを追っていた跡が!

4月4日の仮説とともに、このことが翌日につながるのであった。


【2020.4.11】

 3名のお客様とともに出船した。

まずは前日と同じ辺りで良好な魚探反応を見つけ、繰り返し攻めた。

釣れたのはスズキ(62㎝)クロメバルだったかな?

この日は土曜日ということもあり、数艘が三厩で真鯛をねらっていたが、

ずっと向こうにいたのに徐々にポイントが重なるようになってきた。

成栄丸も含め3艘でほぼ同じ辺りを攻める時間帯があったが、

しばらくして他の2艘は竜飛方面に移動していった。

ま、真鯛は釣れなかったんでしょうね、成栄丸にも釣れていなかったし・・・・。

で、ここで成栄丸も作戦変更。

エリアは変えないがシチュエーションを変えることにし、前述の仮説を説明。

可能性はわずかかもしれないが決してゼロではないことを信じてもらい、船を入れ直した。


その最初の流し。

見つけた魚探反応はスルーされ、しばらく流されているときだった。

なんと代島さんにヒット!

ヒットレンジを確認するとまさしく仮説通り!

とすれば、アブラツノザメなんかではなく、真鯛である確率は99%!

急いでジグを回収したtomyはタモ入れの準備を整え、ワクワクしながらその時を待った。

で、見事に大型の真鯛(70㎝)をキャッチ!思わず握手を求めたのであった。(笑)

代島さん(70㎝)2020.04.11.png

チャンスが1回あるかないかかもしれないとも思っていたが、

そのチャンスを早々にものにしてもらった。

なら、もう1回チャンスがあればいいな~と思っていたら、

約40分後、再び代島さんにヒット!

良型の真鯛(63㎝)を追加したのであった!


そして圧巻は、約20分後。

またしても代島さんにヒット!

う~ん、うらやましい!(笑)

もちろんタモ入れの準備をして待っていたが、さっきまでより重量感がありそう!

ということで、堂々たる大型の真鯛(84㎝)をキャッチしたのであった!

代島さん(84㎝)2020.04.11.png

この後はしばらくまったりタイム。

緩かった潮は徐々に速くなり、釣り辛さが増していった。

このとき、成栄丸の回りに船の姿はなく、向こう側に1艘と逆側にもう1艘見えるだけだった。

その船が竜飛方向に移動し始めた前後に、横田さんにも待望のヒット!

ヒットレンジはわからないが、落として巻くだけという釣り方ではなく、

いろいろ試している中でヒットに導いたのは流石だった!

で、見事に大型の真鯛(72㎝)をキャッチしたのであった!

横田さん(72㎝)2020.04.11.png

この真鯛を釣り上げた時点で、三厩に残っていたのは今まで見たことがない船が1艘だけ。

その1に書いた目標達成!(笑)

なかなか手強い三厩の真鯛だが、ここまでの調査で得られた仮説を信じてもらい、

そして攻略まで導いてもらい感謝である!


最終的な結果は、真鯛×4(84~63㎝)、スズキ(62㎝)、オニカサゴ、

クロメバル×2、マゾイ×8、ミズクサ×3、ホッケ、エゾメバル、マフグ、カジカだった。


【2020.4.12】

 6名のお客様とともに出船。

この日は、見つけた魚探反応は仕掛けの落下とともに沈んで消える最悪に近い状況・・・・。

数回流してみたものの、前日のようなワンチャンスに期待するにも厳しい感じだった・・・・。

で、凪・微風・潮が緩いという状況でもあったので、

まずは魚のアタリを楽しんでもらうため移動してみた。


残念ながら期待したような魚探反応はなかったが、それでもポツリポツリながらも魚をキャッチ。

ウスメバルマゾイホッケなどを。


1時間ほどやったかな?

急に風が強くなってきた時点で真鯛ねらいに復帰した。


で、流していると、竜飛方面から続々と船が戻ってきた。

真鯛ねらいの船がこんなにいたんだ~と思うくらいの数が。

ここまでで成栄丸に真鯛が釣れていれば目標達成なのだが、いかんせんこの日は激渋・・・・。

帰港後、ウスメバルねらいの漁師と話したが、この日は僚船も含めてダメだったらしい。

日によって魚の活性を激渋にしてしまう潮が存在するのは事実。

水温でも流れる速さでもない、例えば塩分濃度なのか?含有酸素量なのか?はわからないが、

とにかく魚の活性を激渋にする潮がある。

この日はそんな潮に当たってしまった、ということにした。


最終的な結果は、オニカサゴ、ウスメバル×6、マゾイ×11、アイナメ、

クロソイ、ホッケ×7、ミズクサ×9、エゾメバル、マフグ、カジカ×2だった。



※その3に続く。



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ここまでの真鯛ねらい その1 [真鯛]

【2020.4.25】

 成栄丸の4月のノッコミ真鯛ねらいのスタンスをちょっと。

初旬、裏竜飛で釣れるのはわかっていること。

しかし、原則として裏竜飛には行きたくない。

理由は、鈍足船の成栄丸にとっては少し遠いし、

ヤマセで潮が速くなった時の帯島周辺の波は半端なく、危険すぎるから。

だから、三厩で釣りたい!

問題はいつから釣れるか?であり、毎年調査をしている。

裏竜飛で他船に釣れているが、三厩で成栄丸はボウズ・・・・は覚悟の上。

昔から「開拓」という言葉が好きで、自虐的な釣りは嫌いではないのである。(笑)

目標は、三厩で回りに船がいない中、成栄丸だけ三厩真鯛を楽しむことなのである。(笑)


ま、こんな感じでやってきたが、2年前に三厩で真鯛が釣れたことをブログに載せたら、

次の日には真鯛ねらいの船が数艘。前日までは誰もいなかったのに・・・・。

成栄丸は心が狭いので(笑)、やっぱりちょっとおもしろくない・・・・。

ということで、HPやブログでの一般公開は控え、

前年ご予約・ご乗船いただいた方々を中心にラインやメールでお知らせする形に改めたのである。


現在、三厩で真鯛が釣れることはどの船もわかっていることだと思うので、

ここまでの様子も含めて情報公開を再開します。


【2020.3.31】

 3月29日。船の修理・メンテナンスを終え、9時過ぎに船を海に降ろし、10時過ぎに出船。

この日は真鯛エリアの魚探反応が芳しくないことを確認して、ウスメバルを釣りに行った。

翌30日も朝一の1時間半ほど竿を出し、何事もなくウスメバルねらいに切り替えた。

で、31日。

朝一は前日と同様に何事もなかった。

ウスメバルねらいに切り替えるか少し悩んだが、そのまま真鯛の調査を続けることにした。

定番エリアから少しずつ竜飛方面に移動しながら、ラン&ガンしてみた。

何事もなく竜飛まで来てしまったが、ここで怪しい魚探反応に出会えた。

粘ること数回目の流しで、今年初の真鯛(77㎝)を運良くキャッチ!

久々の手応えは、やっぱり楽しかった!

真鯛(77㎝)2020.03.31.png

この後も粘ったがダメで、最後は三厩の定番エリアを再調査。

魚探反応は乏しかったが、その映り方やヒット&ブレイクした手応えから、

三厩にも真鯛が入ってきていることを確信した!


【2020.4.1】

 今日こそ三厩で釣ってみせる!と意気込んで出船。

魚探反応は良好ながら、真鯛の活性は極めて低い・・・・。

ジグの落下とともに散って消えてしまうほどではなかったが、

あの手この手を使っても真鯛のレンジは変わらない・・・・。

ということで、この日は撃沈だった・・・。


【2020.4.4】

 1名のお客様とともに出船。

この日も早々に良好な魚探反応を見つけることができた。

で、その反応を繰り返し攻めるが、ヒットしてくるのはスズキだけ。

真鯛はウンともスンとも言わないのである・・・・。

それでもわずかでも活性のある個体がいてくれれば、

人数が前回の2倍もあるのだからチャンスも2倍あるはずだ!と期待を持って続けた。(笑)

とはいえ、開始から1時間半以上が過ぎたころにはまったり感も出てきていたはず。

良好な魚探反応を通り過ぎ、様子を見るためにもう少し流していたとき、不意にtomyにヒット!

少し不信感を持っていたリーダーはやっぱりダメだったみたいで、

あえなくブレイクしてしまったのは残念だったが、ある仮説を立てることだけはできた。

それをお客様に伝えていたはず。

しばらくして、それまでと違う可能性がありそうな魚探反応が出ていたときだ。

その魚探反応をうまく通せたと思ったが、tomyのジグはスルー・・・・。

これで食わないのか~とつぶやいた直後、邪魅羅さんにヒット!

ヒットレンジを確認するとまさしく仮説通り!信じてくれてありがとう!!!!!

で、見事に良型の真鯛(69㎝)をキャッチ!

この時期に三厩でも真鯛が釣れることを証明してもらい感謝!感謝!感謝!である。

邪魅羅さん(69㎝)2020.04.04.png


この後も粘ったがダメ・・・・。

凪・微風・潮が緩いの3条件を満たしていたので、大きく移動してお土産を釣って終了した。


最終的な結果は、真鯛(69㎝)、スズキ×2(72~68㎝)、

ウスメバル、クロソイ、マゾイ×5、ホッケ×2、カジカだった。



※その2に続くが、この後『仮説』がキーワードになっていくのであった!


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